ここ数か月、「あー、ここが仕事のピークだな。ここを頑張れば落ち着くぞ!」と思い、実際に終わらせる。
すると、他の仕事の〆切が迫ってきていることに気づき、やはりピークを迎えると。
こんな感じになっています。民法の大改正に対応するための波が途絶えず、ずっと続いている感じですね。
今の仕事をやりきると、きっと解法スキル完全マスター第2版の初校が来るんだろうな…とブルブルしながら日々を送っております。
それはさておき。
タイトルの件です。
特に、司法書士試験では顕著ですが、直前期になればなるほど
「あぁ、あの教材ね。すごく良いものだとは思うけれど、それだけじゃ足りないよ。」
というような意見が出てきます。また、その意見がとても気になってしまい、他の教材に手を出すということもしてしまいがちです。
この件についてご相談を受けたのですが、端的に言えば、気にする必要はありません。
というかですね。「○○だけじゃ足りないよ」という人は、99%、その○○を完璧に出来ていません。
○○を完璧にしていないにもかかわらず、なぜか「○○だけじゃ足りないよ」という発言をしてしまうのです。
(完璧にできていないんだから、足りなく感じるだけだろ。変に不安を煽るのやめろよな。と本気で怒りを覚えます。)
例えば、司法書士試験において「必出3300選」は本当に偉大です。
最後の最後で、3300選をやり込んで合格したという話は、合格者の間でも本当によく聞く話です。
なので、現在、3300選を中心に学習をしているという方は、それで正解です。
3300選を中心に、お手持ちのテキストや答練・模擬試験に当たっていけば、十分に合格する勉強ができています。
(なお、合格者の中には、苦労人もいます。いつ合格してもおかしくない力があるのに、なぜか合格できない人。こういう方は、基礎がしっかりと出来ていますから、知識幅を広げてもブレないんですね。そのため、分厚いテキストを完璧にしようと頑張っても、つまり手を広げても得点力が落ちません。こういう方の場合のみ、3300選を学習の中心にするのはもったいないよねという話になります。参考程度に言えば、前年度もしくは模擬試験において、午前・午後共に30問以上取れているという方であれば、分厚いテキストに立ち向かっても問題ないと思います。)
絞り込み教材を徹底的にやっても足りないんだ…と変なブレーキをかけるのはやめましょう。
そんな暇があったら、1頁でも多く完璧にしましょう。基準点に達しない…となっている方ほど、こういう発想が最も重要です。
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興味があるところから、ぜひ読んでみてください!
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