ショック状態とは
自分が責められてるとか
自分が否定されてるなどと感じて
相手のアドバイスを聞けなかったり
過剰に反応してしまうことです。
先日
「ショック状態を抜けたらどうなるのか？」
という話を紹介しました。
ショック状態を抜けると
『抜けた〜』
という爽快感よりも
『テンションが落ちてしまう』
という何とも煮え切らない結果でした。
とは言え
ショック状態を抜けたことに対して
『もうこれで大丈夫かな』と
ホッとするような安堵感はありましたね。
そして
『これから何か進むのかな？』
というある種の期待みたいなものもありました。
とまぁ〜
あるにはあったんですけどね…
ここに思わぬ落とし穴がありました。
それは
『ショック状態を抜けた』
と感じてから時が経ったある日のこと。
奥さんのさてぃと
仕事の話やらをしていたら
なんだか心がザワつくんです。
『う〜ん…何か感じ覚えがあるような…』
って思ったら
ショック状態でした。
つまり
相手の話に過剰に反応してしまい
会話が成り立たない状態になっていた
ということです。
正直へこみましたよ。
ショック状態を加速させるんじゃないか
っていうくらいへこみました。
でもね
これ、僕だけじゃなく
よくあることなんです。
今までの状態が普通だったわけで
それをいきなり
『こっち！！』
と方向転換したわけですから
元に戻るのは当たり前
ウチにたくさんの観葉植物があるんですが
出てきた葉を
『こっちに向いてほしいな〜』
と思って無理に向かせても
やっぱり元に戻ろうとします。
時間をかけて力を加えてあげると
自然にそちらの方を向いてきます。
心も一緒なわけです。
心の状態と言うのは
明確な指標や基準があるわけでもないので
どうしても感覚的なものになります。
よくある話としては
本やブログなどを読んだり
セミナーなどを受けることで知識を得て
いかにもやった気になってしまい
テンションだけ上がって
何も変わってない
といった感じは「あるある」ですよね。
ショック状態においても
まさに同じことが言えます。
むしろ
僕のように多少なりとも実践してみた
なんていう人は
ちょっと手ごたえを感じると
『おお〜抜けた！』
って思い込んでしまいやすいと思います。
人はどうしてもテンションが上がると
やった気になったり
できた気になってしまいます。
それは仕方ないことだと思います。
でも
スポーツでも何でもそうですが
いきなりうまくできる人なんかいなくて
『ちょっとできた』
を繰り返して上達していくものです。
一生懸命取り組んでいるからこそ
ちょっとできると嬉しいものですが
たとえその後うまくいかなかったとしても
『ちょっとできた』
という事実がなくなったわけじゃありません。
知識もなく
何も取り組んでこなかった頃の自分とは
間違いなく違っているはずです。
そんなちょっとできた自分を認めてあげつつ
あせらずゆっくりと
自分のペースで進んで行けたら
それでいいんじゃないでしょうか。
FIN
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ショック状態の記事はこちらもどうぞ。
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