3学期が始まってからも、平日は毎日のように生徒や先生の施術をさせていただいています。
その中でも一番興味深かったのはKちゃんの症例です。
Kちゃん「先生~! 最近躓いてばかりだし、肩が上がらないので、みてもらっていいですか?」
翌日の木曜日の昼休みにKちゃんがやってきました。
確かに、腕が上まで上がらない。
下肢のチェックをしてみると、股関節の制限が大きく、回旋はほぼできない状態。
上肢も下肢も施術しないとダメだね。
とりあえずは六層の手技で癒着をとっていくことに。
肋骨の癒着も強かったため、まずはそこからですがなかなか緩まない。
20分ほどかかり右肩と右股関節の動きはスムーズになりましたが、昼休みだけでは時間が足りないので、
「授業が終わったらもう一回おいで!」
「お願いします」
お昼の施術後の状態(右腕だけ上まで)
授業後にやってきたKちゃんは
「右側はメッチャ軽くて動きやすいんですが、左が重くて重くて…」
「そうだよね~。でも違いが分かって良かったね(笑)」
右側を緩めてあるので、左側を緩めるのは結構簡単です。
やはり、緩んだ部分があれば、他の部位もある程度可動域が広がっているので癒着も取り易い気がします。
10分ほどで左の肩と股関節もスムーズに動くようになりました。
最後に、上肢・下肢ともに小波津式の手技もプラスしました。
そして、週が明けた月曜日の授業後
「せんせ~い! スゴイです!」
と、ハイテンションなKちゃんがやってきました。
「肩も足も腰も動きが全然変わりました!
土曜日の部活の時、1年生男子のペアに勝っちゃったんですよ~!」
「1年生なら勝てるんじゃないの?」
「男子に勝てるわけ無いじゃないですか!!!
今までだったら、あり得ませんよ~!」
と興奮気味に話していましたが、
「でも、ここが筋肉痛で痛くて痛くて…(´;ω;`)」
翌日の朝も廊下で会ったら、筋肉痛がさらに酷くなったとのこと。
「筋肉痛は治りませんか?」
「分からないけど、お昼に施術してみる?」
「ハイ!お願いします。」
お昼にやってきたKちゃんは
「これまでは、まったく筋肉が使えてなかったんだと思います。
こんなところ痛くなったことも無かったので。」
「そうかもしれないね。
これまでは肩の制限が大きくて、腕だけでラケット振ってたのかもね~」
横になったKちゃんの大胸筋をちょっと触ると、
「いたっ!」
大胸筋あたりがカチカチになっています。

からだけんこうサポーターさんの画像をいただきました
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=23412634&area=1
昔、体力テストで斜め懸垂をした後、数日間大胸筋が痛くて痛くて…
そんなことを思い出しましたが、たぶん同じような状態だと思います。
関節の制限は無くなっているので、大胸筋と小胸筋を緩めました。
ほんの5分程度で終了
私「どう?」
Kちゃん「あれ? 痛くない!」
私「じゃあ、やっぱり筋肉痛も解消しちゃうってことなんだね~。
それが分かっただけでも良かった。ありがとうね!」
高校生でも関節の可動制限があって、上手く筋肉を使えていない可能性が高いですね。
痛い訳ではないので、本人も気づいていないと思います。
小波津式だけでもパフォーマンスアップできますが、六層もプラスすることで、より大きな効果が出る気がしています。
本当にすごいなぁ~!と、いつも驚いています。
今回も、貴重な症例を経験させてくれたKちゃんには本当に感謝です!
ありがとう。




