一昨日のピーターラビットのアフタヌーンティーの時に、ちづこさんと渾さんとお話した時に、家族に問題(病気とかいじめとかリストラとかe.t.c.)が起こっている時に、セラピストというかスピリチュアルリーダーの人からネガティブな現実を引き寄せているのは、親から愛情を与えられなかったことが原因で自己肯定感が低いせいだ、と言われて自己肯定感を高めることにかまけている人が多い、という話が出たということは、前回の記事に書きましたが。
その一方で、昨日、夫と買い物に行った時に、リモート化が遅れている夫の職場でも、育休明けの女性社員の業務を一部リモートで在宅業務にして時短勤務にすることで、リモートが導入された、という話をしました。

これが全社員リモートで在宅業務が可能になれば、親の介護をしながら仕事ができる、ということも実現することになりますし、我が家のように重度の障害がある子がいる社員も、子どもの学校の送り迎えや学校行事、療育や通院などが思うようにいかなかったのが、夫の仕事との折り合いがつけやすくなって、進路の選択肢が広がったりもして、ありがたいことだな、と思いました。

私がフォローしているいっぷくさんのブログ 

では、新型コロナのパンデミックが起こったことで、仕事にかまけて家庭から離れていたサラリーマンが家族と過ごす時間が増えた、というようなことを書いておられまして、私も全くその通りだな、と感じました。


バブル時代にリゲインのCMで「24時間働けますか」というキャッチコピーが話題になりましたが、戦後から新型コロナパンデミックの少し前、働き方改革が導入され始めるまで、日本人のサラリーマンの大半が、会社のために私生活をも犠牲にしないとまともな社会生活を営むことができない、という強迫観念があって、企業の奴隷状態になっていました。


まあ、9時から17時までの勤務時間以外の時間帯も会社に居残りしてまでやらなければいけない業務というのは、確かにあるにはありますが、決して多くはなかったりします。


日付が変わるまで家に帰れなかったり、休日まで費やしてやっている業務がどんなものだったかと言いますと。


得意先とか会社の重役の接待のためにキャバクラ等に行ったり、ゴルフに行ったり、はたまた引っ越しや大掃除の手伝い、というものだったということが、バブル時代から平成まで長年にわたって連載されていた大ヒットマンガの

 「島耕作」シリーズ

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 を読んでいるとよくわかります。


さすがに最近は、そういう本来の業務からかけ離れたような仕事は少なくなっているとは思いますが、完全になくなったという訳ではなさそうです( ;´・ω・`)


父親が家族が病気になろうと、子どもが学校でいじめに遭おうと、不良と付き合ってグレようと、親が奥さんに陰湿な嫁いびりしていようと我関せずで知らん顔して、やっていた仕事というのが、粗悪品を高値で売りつけるという詐欺まがいの行為だったり、下請けに対してほとんどただ働き同然の無茶振りを強要して「受けないと契約を打ち切るぞ」という恐喝だったりする訳ですから、世の中おかしくなる訳ですよね┐(´д`)┌


新型コロナのパンデミックで、密を避けるためにリモートを使って在宅で業務を行うという方法を採用したことがきっかけで、社員を出社させてやる業務ってそんなに多くはないんじゃないの?ということに大勢の人々が気づいてしまったので、コロナ明けましたよ、元の生活に戻りましょう!と政府や企業のトップが呼びかけても、元に戻ることはあり得ない、と思います。


この機会に、社畜、という言葉は死語になりますよね(*´・∀・)


多分、元に戻る、という流れになっても、マスクを外す人が増えるだけ、というのがオチだと思いますし、それがあるべき姿なんだと思います。


直接、顔を合わせて会話をするべき人というのは、基本は親子なんですけれども、その必要がある時ほど、それを避けている人は、もはや手遅れになってから、それをやろうとするんだけれども、今度は相手から嫌がられ、何もできなくなってしまう(私の親は今ココ)ということなんだな、と思いました。


母校の同窓会の前支部長さんは、コロナで同窓会の役員会や同窓会の行事が全部オンラインになったことで不満たらたらだったのですが。


多分、寂しいんだろうな、と思って「ZoomとかLINEの使い方がわかりづらいのであれば、お孫さんに色々教えてもらえばどうですか? 今の子はみんなそういうのすごく使いこなしていますよ」と薦めたのですが、言葉を濁してしまって、本来コミュニケーションとる必要がある娘さんやお孫さんとは話する時間を作ろうとせず、他人の私ら同窓会の役員と会うことにばかり執着するのは、おかしいんじゃないか?と感じていました。


もちろん、顔を合わせてリアルタイムで確認する必要がある場合もあるにはあるのですが、それだって必ずしも直接である必要はなくて、Zoomででも充分だ、ということが、コロナ禍がきっかけでわかるようになってきた訳です。


それで、家族でもないのに、他人に直接会うことに執着する(しかも相手は嫌がっている)という人は、結局、エネルギーバンパイアだったんだな、と感じました。


両親も、私が結婚して、もはや両親を必要としない状態になってから、干渉することに執着するようになりましたので、エネルギーバンパイアは、エネルギーを搾取する相手がいなくなると困るので、直接会うことに執着するんだな、と思いました。


興味や感心があれば、ネットで検索して調べる、資料を取り寄せる、ということが簡単になってきた現在、必要もない保険だとか家の塗装工事等、電話をかけてきて、こちらがいらない、と断って話を終わらせようとしているにもかかわらず、契約させるまでしつこく話を続けるという営業の方法は はや通用しなくなってきて、本当に良質で適正な価格の商品だけが売れて、品質に見合わない高額な商品はだんだん売れなくなる時代になってきています。


昔は、電話や訪問でしつこく粘って無理矢理買わせて、営業成績を上げさせる、というやり方が主流で、管理職もリストラを匂わせて脅すやり方で社員にそのやり方を強要してきました。


それで、消費者がまずノーを突きつけて、板挟みになった社員が精神を病んでしまうことで壊れてしまったり、押し売りを強要する上司をパワハラで訴えるというようなことが起こる、というような連鎖反応が起こっています。


政財界の幹部がどれだけ悪あがきをしてみても、この流れは遅くすることはできても、止めることは不可能だな、と感じました。


まあ、私はこの流れは大歓迎で、むしろもっと流れが早くなって欲しいと思っているんですが。


私のように、新しい流れを歓迎する人間が増えることで、勢いが加速するようになるんじゃないかな、と思いました。