こんにちはナカジーです。以前のブログでも書きましたが、パニック障害の履歴をこと細かく書いていると、どうしても気持ちがネガティブになってしまいがちなので、気分転換とリハビリのために始めた”地元の山登り”のことをお伝えしようと思います。
始めようとしたキッカケはパニック症による”過呼吸がトラウマ”になり、大好きなランニングが出来なくなってしまったボクに、友人たちが心配して代わる代わる散歩の誘いが来たところからですが、ひとりの友人が「本宮山でも登らない?」と言ってきました。
本宮山は標高800m弱の、愛知県では最も登山客が多いことで有名な山で、ボクも以前はランニングも交えて登っていましたが、「ちょっと今の体調では。。。」と感じ、高さ半分以下の標高361mの豊川市内の「宮地山」に変更するようお願いしました。
宮地山を登るのは高校の遠足以来なので、もう40年以上も前。
どんな山だったか全く記憶はありません。
インターネットで検索すると「内山駐車場」からの登山コースが出ていたので、そこにクルマを停めて山頂を目指します。
途中見事な”遅めの紅葉”の写真を撮ったりしていたら、あっという間に山頂です。
そこはまさに大パノラマで三河湾の島々、豊橋・豊川の街並み、そして渥美半島まで一望です。(写真はイマイチ。。。)
「1時間もかからずこんな絶景を見られるなんて、山登りって最高じゃん」
頂上で友人と色々な話をした後、下山するとなぜかクルマを停めた「内山駐車場」の案内板がありません。
そして頼みのスマホも圏外。。。
「道に迷う小さなアクシデントも楽しいな」と感じつつ、「でも最近の低山での遭難はこんなことから始まるのかなぁ」と思いながらひたすら歩いていると、久しぶりの田畑を見た場所は、何とスタート地点から駅一個分西の駅付近。
方向音痴、無計画にもほどがあります(反省。。。)
結局わずか標高360mの山で15000歩も歩いてしまい、本来2時間で終わるところを3時間半もかかってしまったことは友人には迷惑をかけましたが、いい気分転換になりました。
ちなみに宮路山は【持統天皇】が西暦702年に登られたという伝説があり、山頂にはその石碑もあります。
まあ1300年も前のことですからわからないですけど、ロマンはありますよね。
そのほか近くには有名な東海道の「御油の松並木」や宿場町の旅籠の「大橋屋」など地元以外の人たちも見どころは多いですよー。
これをキッカケに”地元の低山登山”にはまりつつあります。
さあ次回はどこへ