こんにちザはナカジーです。
今日のブログは5月24日の「Journey」以来実に3ヶ月ぶりの”My Classic Rock”で、あの伝説のバンド、”アメリカの魂”EAGLESです。
何が伝説かというと実は全米の歴代のアルバムセールスの第一位と第三位がイーグルスなんです。
一位はグレイテストヒッツ、そして三位がホテル・カリフォルニアになります。(ちなみに二位はあのマイケルジャクソンのスリラーですから驚きでしょ。)
この一位と三位のアルバムは共に1976年の発表で、当時中学2年生だったボクは高校生まで聴きまくった記憶があります。
イーグルスは当時全盛だった”ウエストコースト・ロック”のジャンルで、もともとリンダ・ロンシュタット(好きだったな~)のバックバンドをしており、それが縁で知り合ったJ・Dサウザーと共に制作した「Take It Easy」でデビューしました。
この曲はグレイテストヒッツの一曲目で、他にもこのアルバムには現在でも歌い継がれている「デスペラード(ならず者)」や「Take It To The Limit」、そして全米1位となった「呪われた夜」「至上の愛」などが収録されています。
そしてロックの名盤「ホテル・カリフォルニア」ですが当時は美しいアコースティックギターのメロディーラインとラストのツインリードギターに夢中でしかなかったのですが、その歌詞が実に複雑であり、意味深で
要約すると。。。
マリファナの甘い香りと美女の誘いに魅せられて入った”ホテルカリフォルニア”は夜毎宴が開かれ、クスリ・酒・オンナに人々が心を奪われている。
とても居心地がいいため、自分もずっとここにいようと思ったが、このままではダメになると思いホテルを出ようとしたらホテルの従業員にこう忠告された。
「ホテルカリフォルニアは望めばいつでも泊まれるが出るのは困難」と。
どうです、怖いでしょ(年齢や経験を重ねた人ほど理解できる歌詞ですね~。)
ベトナム戦争からの堕落したアメリカを指してるとか、商業主義に陥ったロック界、特に自分たちが誕生したウエストコーストロックを揶揄しているとか、様々な説があります。(これに関してはその人の解釈に任せます。)
個人的にホテルカリフォルニアのアルバムで一番のお気に入りは「Wasted Time」”無駄に過ぎ去った時間”という意味。
ドン・ヘンリーが歌い上げるバラード、そして弦楽のインストゥルメンタル。
バーボンが良く似合いそうです。
そうそうイーグルスのボーカルはその渋い声のドン・ヘンリー、大人の男の色気たっぷりのグレン・フライ、ハイトーンボイスのランディ・マイズナー。
いろいろな個性があるから飽きないんですね。