今回ご紹介するトンネルは、元々は、鉄道用だったトンネル
2987mを拡幅して道路用に広げた『押角トンネル3094m』が令和2年12月13日に開通しました。
岩手県岩泉町大川~宮古市和井内間を結ぶ覆工支援道路の一部です。
北上山地の一角を通る国道340号押角峠越えにあり、
カーブの連続で山頂付近には現道の雄鹿戸隧道580mが開通前のルートです。
開通したトンネルの前後の道路にはJR岩泉線だった頃の面影が現在でも
色濃く残っていて当時の線路を使ってレールバイクで遊べる区間があります。
①押角トンネル本体完成
②舗装工事完成内部(開通前)
③完成したトンネル本体の銘板
④着工前の鉄道トンネル2987m、坑口手前は道路橋
⑤トンネル本体3094m、は完成している
⑥旧道R340号雄鹿戸トンネル(総工費33万5千円で昭和10年竣工)
⑦鉄道トンネル時代(看板)
⑧廃線後の鉄橋(左側がR340号)
⑨レールバイクポスター
⑩レールバイク車庫
発注 :岩手県広域沿岸振興局
舗装工事 :小野新建設㈱
延長 :3094m
開通日 :令和2年12月13日
納入製品 :薄型水路
(トンネル側溝TN200-15)