こんにちはナカジーです。
ボクが高校在学時の1970年代末に一大ディスコブーム(現在でもディスコで伝わるのかな)が起きました。
その時に日本で超ブレークしたのがロッド・スチュワートで、シングル「アイム・セクシー」アルバム「スーパースターはブロンドがお好き」(スゲー、タイトル。。。)共に空前のヒットを記録しました。
そんなロッドは70歳代半ばとなる現在でも売れまくっていて、オリジナルアルバムに限らず、昔のスタンダードナンバーをカバーした(日本だと徳永英明みたいな)アルバムもスーパーヒットとなり、長年にわたりロックを通じて英国に貢献したことによりナイト称号を授与され、現在では”Sir Rod Stewart”だそうです。
ロッドに出会ったのは中学3年の”失恋時”に聴いたアルバム「明日へのキックオフ」で、”あの独特なハスキーボイスによる絶品のバラードの連続”にやられました。
(今さらながらボクは受験勉強をしなかったんだなぁ。。。
)
それまでバラードには全くといっていいほど興味がなかったのですが、その時の心情とロッドの【声】が相まって哀愁を知り、、この後ナカジー少年は急速にオトナになってゆくことになります。(オトナへのターニングポイントってヤツですね。)
このアルバムは一曲目は典型的なロックナンバー「Hot Legs」で始まり、A面はバイオリンの音色が印象的な”お腹いっぱいになるほどの求愛ソング”の「You are in my heart」以外はアップテンポの曲ばかりですが、B面になるとそれが一変、マイナー調のバラードの連続となります。
まずは情熱的でドラマチックな展開の「Keep me hanging on」(ドラムとギターのツインリードがメッチャカッコイイ
)
そして泣きの片思いバラード2曲と続いた後、ラストの「ただのジョークさ」が重苦しいムードをたった一曲で吹き飛ばしてくれます。(間奏のアコースティックギターソロからのエレキギターソロへの繋ぎが絶妙。)
いい曲ですよ~。
まるで「晴れのち曇りのち雨からの虹がかかった晴天になる天気」みたいなアルバムで、曲の順番の重要性を実感させてくれる一枚です。(決して雨や荒天が悪いと言っているわけではなくて、雨があるから晴天のありがたみが分かる。ということです。)
ボクの中ではアルバムトータルの構成としてはナンバーワンかもしれません。
他にもロッド・スチュワートといったらまずはバラードで、「I dont wanna talk about it」「Sailing」などの大ヒットがありますが、こんな曲もあります。
映画【三銃士】の主題歌「All for love」でブライアン・アダムス、スティングと共演をしていて、当時とても話題になりました。
この曲勇壮で非常にいいのですが、何せ3人とも声が微妙に似ていて誰が今歌っているのか分かりにくい。(でもそこが狙いかも)
最後に、
ロッド・スチュワートもそうですが、このブログで紹介するアーティストは皆年齢が70歳代になっています。
昔は早死にするのがロックンローラーの代名詞でしたが、みなさん一年でも多く長生きしてというか、いつまでも元気な姿をボクらに見せ続けてください。