こんばんは
東京営業所の大竹です。
今日も今日とておすすめ漫画を紹介していきたいと思います。
あずみきしさんの漫画で、2013年から連載されており、2019年10月から12月にかけてTOKIO松岡昌宏さん主演でドラマ化もされている
作品です。
あらすじは、此岸と彼岸の境界に存在する、市役所ならぬ「死役所」。ここには、自殺、他殺、病死、事故死、寿命、死産までありとあらゆる人が訪れ、死後に自分の死の手続きをする場所である。死役所職員は全員同じ理由で死亡しており、なぜ死後職員として働くことになったのか、そもそも死役所の存在理由とは…死役所を訪れる人や職員が死んでなお「自分の人生はなんだったのか」と考えている物語である。
(Wikipedia引用)
です。
この漫画は、結構胸にクるというか胸糞悪いシーンとかバシバシ出てきます。
苦手な方は見るのをやめた方がいいと思います。が、それでも一度は見ていただきたいです。
それほどに面白いというか登場人物だけでなく、読んでる方も考えされられる漫画となっています。
その中で1話読み終わった後に泣いてしまうような僕にぶっ刺さった話を紹介したいと思います。
それは、番外編「ヒーローごっこ」です。
この話は
死役所に全身濡れた元気な男の子がやってきました。
総合受付で今作の主人公?であるシ村は濡れた様子から溺死だろうと「生活事故死課」を紹介します。
男の子は、死の手続きの最中にシ村と同じ死役所職員であるハヤシを見て
「ヒョウカワさん!怪人が現れました!行きましょう!」と、他の職員を怪人に見立て死役所内をハヤシと駆け回ります。
途中で男の子は「生まれ変わったら本物のヒーローになれる?」とハヤシに問いかけますが
「なれるかもね~」と流すハヤシでした。
男の子の名前は津川勇樹。事故死申請書を書き終えた勇樹にハヤシはもう1枚申請書を書くように言います。
それは、「挺身申請書」といって自分の命を捨てて他の命を助けた時に書いてもらう書類でした。
勇樹に向かってとっくに本当のヒーローだったのね。と言ったら急に泣き出してしまいました。
~勇樹が亡くなった後の話~
生前勇樹が使っていたおもちゃを友達にあげようとしている場面で、お母さんは勇樹が
「ヒーローは困っている人を見過ごさないのだ!」ということをよく言っていたことを知らされます。
実際に勇樹は困っている人がいたら助ける心優しい子でした。
いつものように困った人?を助けようと川で溺れていた猫を岸へ下した時に足を滑らせて溺れてしまったのでした…。
家の中では「ヒーローごっこ」してるようにしか見えていなかったが、実際には「ごっこ」なんかではなく本当のヒーローのような子でした
勇樹は「仮面ヤンダー」の大ファンで、その主人公のヒョウカワさんに
「ヒョウカワさんみたいにかっこよくなりたい!ヒーローってどうやてなるんですか!?」と聞いていました
その答えが「困っている人を見過ごさない人になることかな?」だったので
それを実行してきた勇樹は本当のヒーローになれたのではないでしょうか。
長く書いてしまいましたがこういう話で、めちゃくちゃ泣けました
特に最後のコマに映る勇樹とヒョウカワさんのツーショット写真でボロボロ涙が出ましたね
僕に刺さったのはこの話ですが、死役所にはいろいろな話があるので
貴方に刺さる話が見つかると思います。
色々な漫画アプリで1話ずつ無料で読めたりすると思うので
興味がある方は読んでみてください
それでは~