こんにちはナカジーです。
先週土曜日の深夜に福島県沖を震源地とする大きな地震がありました。
福島県・宮城県の皆さん、お見舞い申し上げると共に、お気をつけください。
同じ土曜日の午後9時にNHKの「六畳間のピアノマン」というドラマを観ました。
パワハラ上司によって疲弊し、死に追い込まれた息子の父親が、偶然そのパワハラ上司と再会した時の心の葛藤を描いたものでした。
実はボクの息子も新卒で入社した会社で暴力を受けて、その会社を退職したと聞いていたので、（現在は転職してすっかり元気ですが。。。）他人事と思えずに見入ってしまいました。
ボクらはシゴキや精神論、ゲンコツや平手打ちで育てられた世代だからこそ、暴力やハラスメントを根絶してゆきたいというのが本音です
その「六畳間のピアノマン」の”ピアノマン”とはビリー・ジョエルの初のヒット曲であり、半世紀近く歌い継がれている有名なナンバーです。
ビリー・ジョエルのアルバムを初めて購入したのは高校に入学して間もなく、「素顔のままで just the way you are」を聴いたのがキッカケでした。（今思うと高校入学時は大勢の新しい友人が出来て、自分の聴く音楽の枠も一気に拡がりました。やっぱり人生の中で新たな出会いは大切ですよね。
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このアルバムは【ストレンジャー】というタイトルで、ロック・クラッシック・R＆B・ジャズなど多様的なもので、ボクにとってだけでなく、当時日本で一躍ブレイクとなりました。（誰もがストレンジャーの口笛吹いて
いましたもんね。）
さらに彼の人気を不動なものにしたのが、次作の【ニューヨーク52番街】というアルバムで（このアルバムが世界初のCDなんですって！）「マイライフ」「オネスティ」といったビッグヒットナンバーを生み、グラミー賞の最優秀アルバムにも選ばれています。
その後のビリーの活躍はボクが言うまでもなく、「ガラスのニューヨーク」「プレッシャー」「あの娘にアタック」「アップタウンガール」
などのシングルや出すアルバム全てが大ヒットとなります。
その中でボクが敢えて一曲挙げるとするならば、8作目のアルバム【ナイロン・カーテン】に収録されている「グッドナイト・サイゴン」というベトナム戦争での最前線の兵士の心理を唄った曲で、ヘリコプターのプロペラ音が印象的なこの曲は世界で最もポピュラーな”反戦歌”といえるほどインパクト大です。
結局ビリー・ジョエルは1970年代後半から1993年発表の【リバー・オブ・ドリームス】までスーパーヒットを連発し、その直後から実質引退となりますが、驚くべきは14年後に出したオリジナルアルバムもチャート1位になるなど高い人気と音楽性の健在ぶりを見せていて、生涯のレコードセールスは1億5000万枚とも言われています。
ボクらの世代にとって人生で一番多感な10代後半からの約10年間、巷で一番流れていたアーティストはビリー・ジョエルで間違いありません。
アップタウンガールのPV思い出すな～
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