こんにちはナカジーです。
クラッシックロックの第二弾はクイーン・キッスと来たらやっぱりエアロスミスですよね。(一部の人しか解りませんが。。。)
でもエアロスミスといえば、20年前に大ヒットした映画【アルマゲドン】の主題歌「ミス・ア・シング」が有名で、そんなにクラッシックロックというほど昔でもありません。
実はエアロスミスが”再ブレーク”したのは1990年前後で、当時の人気ラップグループの「Run-D・M・C」がエアロスミスの「ウォーク・ジス・ウェイ」をカバーし、大ヒットしたことがキッカケになっています。
その後「デュード」や「エンジェル」「ジェイデッド」などもヒットし、出すアルバムも軒並みミリオンセラーになっている、誰もが知る”モンスターバンド”ですが、ボクが好きだったのはそれよりもずっと昔に遡ります。
じつに1976年(中学2年の年)アルバム【ロックス】を聴いたときに、その圧倒的なスティーブン・タイラーのボーカルと、”分厚く”て”ねちっこい”ロックともブルースともファンクともいえるサウンドに魅せられました。(バック・イン・ザ・サドル、ラスト・チャイルド、ホーム・トゥナイトは一聴の価値あり)
「ロックス」はエアロスミスにとって4作目のアルバムであり、その名を全米に轟かせた初期の最大のヒットアルバムになりました。
もちろん前作の「闇夜のヘビーロック」やロックスの次のアルバム「ドロー・ザ・ライン」も傑作で、それぞれのタイトルソングもスピード感あふれるロックサウンドでボクにとっては最も好みの曲です。(このころのエアロは荒々しくて好きだな~。)
1978年に【カリフォルニアジャム】という壮大な野外イベントが開催され(正式にはカリフォルニアジャム2)、出演はサンタナ、テッド・ニュージェント、ハート、ジャーニー、デビューして間もないフォリナーなどで観客は30万人ともいわれていますが、その”大トリ”をエアロスミスが努め圧巻のパフォーマンスを見せました。(当時、小林克也がDJの”ベストヒットUSA"という番組で観ました。)
その頃がエアロスミスの第一次のピークで、それからはメンバー全員がドラッグ漬けでもうボロボロ(デビューの時からバーボン
飲みながらLIVEしてましたけどね
)
盟友のジョー・ペリーの脱退が決定打となりその後エアロスミスは長~い大低迷時代を迎えることとなってしまいました。(その後の復活は前述したとおりです。)
大人になって心を入れ替えたエアロスミス、その後はバーボンやドラッグの代わりに”ポカリスエット”で頑張ったそうです。(笑)
そんなエアロスミスの地元のボストンで悲劇的な事件が起こります。
世界的に有名なボストンマラソンの爆弾テロで死亡者が出てしまいます。
その人たちを追悼するために歌った彼らのデビュー曲であり、大ヒット曲の【ドリーム・オン】の動画が感動的です。
少年少女のコーラスをバックに教会でスティーブン・タイラーが熱唱し、ジョー・ペリーが哀愁のギターを弾いています
。
是非一度観てみてください。
ちなみにやんちゃ坊主だったスティーブン・タイラーは現在72歳らしい。。。若いです。
be happy all of the world