こんにちは!
本社営業所の中野です!
今回紹介するカードは、「処刑人-マキュラ」です!とても古いカードで、Vジャンプ2002年2月号の付録カードで登場したモンスターです。
効果はこのカードが墓地へ送られたターン中、このカードの持ち主は手札から罠カードを発動できる効果です。
本来はセットしないと発動できない罠カードをセットせずに発動することができ、しかも発動する枚数に上限がありません。この効果を用いて、罠カードである「強欲な瓶」、「無謀な欲張り」、「八咫烏の骸」等のドローする効果を持つ罠カードを手札から何枚も発動し、先攻1ターン目に「エグゾディア」を揃えて勝つというコンボが猛威を振るっていました。それ以外にもコンボはありますが、コンボが強力すぎるということで、2005年3月1日に禁止カードに指定されました。
そんな「処刑人-マキュラ」ですが、2020年4月1日以降の禁止・制限改定で制限カート(デッキに1枚だけ入れられるカード)に指定され、その際に効果も変更されました。その効果というのが、このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動でき、そのターン中に1度だけ手札から罠カードを発動できるというものです。
自分が見て大きく変わったと感じたのは手札から発動できる回数が1回になったという所ですね。前の効果の時のように、ドロー効果を持つ罠カードを墓地へ送られたターンに発動しまくるということが出来なくなったため、「エグゾディア」を1ターンで揃えるのはかなり厳しいと思います。もし使うのであれば、発動したターン中、融合する際に素材を手札・デッキ・墓地から除外し素材として活用出来る「チェーン・マテリアル」等の、1枚使うだけでコンボに繋がりそうな罠カードの発動に使えるのではないかと思います。「処刑人-マキュラ」以外でも「王家の神殿」というカードも似たような効果を持っています。1枚だけ発動するのであれば、「王家の神殿」でも代わりになるかもしれませんね。
今回の禁止・制限改定では「処刑人-マキュラ」の他にもたくさんのカードが禁止・制限カードに指定されています。間違いなく環境も変化してくるので、デッキを見直して来月からの環境に適応していきましょう!