こんばんはナカジーです。
昨日お知らせした通り今日は思い出に残るクリスマスソングの邦楽版を紹介しますね~。
ズバリその曲は浜田省吾の「センチメンタルクリスマス」です。
今から38年前(当時ボクは19歳)に発表されたアルバム「愛の世代の前に」に入っていて、どちらかというとネガティブな曲が揃うなかでこの曲はひとときの暖かい風を運んでくれています。
この年に運転免許をとったボクは自分が8月生まれということもあり、夏に広島の原爆ドームに旅に出かけました。(考えてみると自分の息子も全く同じ行動をとっているので笑っちゃいますね~。)それがキッカケで色々な意味で戦争や原爆を考えるようになって偶然出会ったのがこのアルバムです。
戦争や原爆、或いはそれに絡む利権を正当化する現代社会に痛烈な批判を唄いあげるこのアーティストにボクは一瞬で恋に落ちました。(この表現もハマショーっぽいですね。)
ボクは12歳のころから洋楽ばかり聴いて育ち、たまに耳にする日本のフォークソングなどはあまり共感できるものがなかったんですが、このアルバムは自分の思想・人生ごと変えましたねー。(浜田省吾の事を語りだすと来年まで喋ってしまうのでこの辺で止めときます。)
この曲は”みんなそれぞれの人生のステージで頑張って闘っている。でもクリスマスの今夜だけは愛しい人と安らごうよ”旨の内容です。
当時「悲しみは雪のように」のカップリング曲としてシングルカットされました。(全く売れませんでしたが「悲しみは雪のように」は10年後に浜田省吾の唯一のヒット曲になりましたね。)
あれから40年近くの時間が流れ、21世紀は”愛の世代”になると信じていたんですけどね。。。
残念ながら当時よりも不安定な世界情勢となっています。
でも今夜だけは”どうか世界中の人に安らぎ運んでおくれ、センチメンタルクリスマス”
be happy all of the world