台風、ゲリラ豪雨の時でも水たまりで、越水で困らない秘密への道づくり | ゴトウコンクリート㈱が全国の道路を安全で快適にすることを考えるブログ

ゴトウコンクリート㈱が全国の道路を安全で快適にすることを考えるブログ

道路の端っこに必ずある!?
ねずみ色の側溝や蓋が
車や自転車、歩行者にとって
安全で快適になることを考えるブログです。

ホームページ
【https://www.goto-con.co.jp/】
Facebook
【https://www.facebook.com/goto.con】

こんばんわ。


ゴトウコンクリート㈱  営業 中川です。


昨日22日、関東甲信地方も梅雨明け宣言があり、

梅雨空も北陸・東北地方を残すのみとなりました。

その声を待つように今日も各地で真夏日になり、

いよいよ夏到来!ですねガーン


昨今の夏の心配は

「猛暑」「ゲリラ豪雨」


特にゲリラ豪雨は、急に台風並みの雨が降るので、

傘をもっていなかったり、

道路に水たまりができて、歩けなくなったり、

車が通って「バシャーカゼ」とか。


先日の台風8号でも同じことが各地で起こっていましたね。

道路が冠水したり、そこら中が水たまりにガーン


台風8号が通過した次の日(7月11日)の写真がコチラ



道路の端にゴミと共にまだ水たまりが残っています。

これでは横断歩道を歩くのも、

自転車も安全に走ることができませんねカゼ


しかし数十m進んでみると

同じ日の同じ時間に撮った写真がこちら

水たまりはもちろん、ゴミもたまっていません。

これなら普段と変わりなく歩いたりできますねニコニコ


なぜこんなに違うのか。

それは降った雨がどこに行くのかに秘密があります。

道路に降った雨は道路の端っこにある側溝に向かって流れます。

そして側溝へ流れ込むのですが、ココに大きな違いがあります。

水たまりができていた側溝は

この金網(グレーチング)の部分からだけ雨水が側溝に流れ込みます。

金網と金網の間隔は10mほどあるので
その間には水たまりができます。

写真でもゴミがたまってしまい、雨が入らなくなることがわかります。


一方水たまりができていなかった方の道は

金網と金網の間に「スリット」と呼ばれる細長い穴が開いています。

金網だけでなく、このスリットから雨水が側溝の中に流れ込むので
側溝のどこからでも水が入り、水たまりができなくなるのですえっ


道路に降った雨が、どうやって側溝(排水)に流れ込むのかが

水たまりの問題や、冠水の対策として重要なんです。


今回は雨の降った翌日の写真でしたが、

雨が降っているその時のことを考えるとカゼ

スリットがある側溝の方が、より安心安全な理由がそこにあったのです。