今週は、まだ終わってないけど、長い一週間。
先週、父の妹である叔母が亡くなり、名古屋の葬儀に週末に行くことに。
ただこの1ヶ月、父は血尿が続いており、あまり体調は良くない。
なので父は土曜日の通夜のみ。私はその付き添い。
母だけ名古屋に泊まって日曜日の葬儀まででることに。
母の宿泊としてビジネスホテルを予約し、大阪万博で混んでる東海道新幹線の予約をして、
土曜日の朝に実家に行き、両親を連れて一緒に名古屋へ。
名古屋に早めに着いて、父には駅のカフェで待っててもらい、多分初めてビジネスホテルに泊まることになるであろう母を連れてチェックインへ。
駅近のホテルを取ったのですが、通夜後、単独行動になる母に道のりを覚えてもらう。
無事にチェックインを終え、部屋に荷物を置いた後、待ちくたびれて不機嫌になっている父の元に戻りタクシーで斎場へ。
通夜は神道式でした。
1時間という短い時間でしたが、立ったり座ったりの回数が多くスクワット状態に。
すっかり体力のなくなった父にはつらかったようで、すぐに名古屋駅にもどることに。
名古屋について、夕飯にきしめんを食べて、新幹線の予約を早めて東京へ。
父は腰がだいぶ痛くなったらしく、複雑な渋谷をさけ、恵比寿からタクシーで家に帰ることに。
タクシーの中で、今日は実家に泊まらないのか?と父親に言われたのですが、
母との取り決めで、父にはできるだけ一人でできることはやってもらおうとなっており、
今回は私は実家に泊まらず、家に帰るという話になってたので、実家にはいかなかった。
これが、後で大後悔を生むことになるとは!!!
家に22時過ぎに帰り、ゴロゴロ夜更かしした後、就寝。
気疲れも含めて思った以上に疲れていたのか、爆睡してしまいました。
全く途中で起きることなく、目覚めたのは9時55分。
母からのラインで、無事に葬儀の斎場についたという連絡をみてほっとしてたら、
着信記録が、、、
え?
明け方4時半頃に父からの着信。
え????
留守電をきいてみると、
お腹が痛く、動けない。救急車を呼びたい。
もう頭が真っ白に。
慌てて実家に電話するが、出ない。
父の携帯に電話するがでない。
実家に行かなきゃ。
コンタクトをいれて、眉だけ書いて、着替えて、髪もとかさず、とりあえず
家を出ようとしたところで、父から電話。
辛そうだけど、私が行くまで待てる?と聞いたら待てると。
タクシーGOですぐにタクシーを呼んで、家についたのが、10時15分 起きてから20分での実家到着。これが私の最短、、、
ベッドで辛そうにしている父をみて、すぐに救急車の手配。
お腹が痛くて微熱があるとなると、昨年1月に大きな内臓系の手術PDをした父の場合、胆管炎の可能性がある。一刻を争う。
確実に入院になるので、入院の準備をしようとするが、父のものが実家のどこにあるかわからず、ばたばた。父や財布も見つからない、保険証もみつからない、、、
サイレンの音は10分ぐらいで聞こえてきたのに、道に迷っているのか、なかなか到着しない、
外に出て、通り過ぎようとしている救急車を呼び留めて誘導。
救急隊員に事情を説明し、いつもの日赤病院に連れて行ってもらうようにお願いを。
結局、病院についたのは11時。
4時過ぎから苦しんでいた父がかわいそうで。
点滴をうち、少しラクになったのか、眠ってしまった父
眠ったというより、意識を失っているんじゃないかという顔つきで心配になる。
母には葬儀が終わったころを見計らって、lineで連絡。
血液検査やCTをとって、夕方16時ごろに救急の先生に別室に呼ばれました。
別室に呼ばれるって、いい話じゃないな、、、
CTの結果、腎臓に影があると。。。
放射線科の先生から癌の疑いがあるとのこと、、
3か月前にもCTとっているし、血尿がでてから散々検査しているのに、
なんで、なんで、影がある???
とにかく、まずは泌尿科に入院することになり、入院手続き。
実家に行き、名古屋から帰ってきた母に、腎臓の影の話も含めて状況を説明。
この2年恐れてたことが起きたかも、、、
なんとかお互い励まし合って日曜日は終了。
翌日月曜日に病院に行き、泌尿科の先生に話を聴く。
これがまたとんでもない展開。
腎臓の影より、緊急な敗血症になっていることが判明。
その日の朝に判明したらしく、血液の炎症反応がとんでもない数値に。
先生からかなり厳しい話を突然される。
敗血症は急変の可能性がある。
急変した場合、延命をどうするか、私より先に病院に来ていた母に聞いたとのこと。
延命の話を聞かれるなんて初めてで、ことの重大さを一気に叩きつけられた。
1人でそんな辛い決断を母に答えさせてしまって本当に母がかわいそう。
私に連絡がないのはきっとショックを受けて呆然としてるんだろう、、、
敗血症の場合、菌の特定に2日ほど時間がかかり、どの抗生剤がきくかわからない中での治療。
昨日の抗生剤は今朝また熱がでているので、効いてない。なので、抗生剤を変えた。
菌の特定を待っている間に効く抗生剤をとにかく探していくことになる。
その間に敗血症ショックがおきる危険性があり、いつ何がおきてもおかしくない。
こんな緊急性のある状況になってたとは、、、
もう腎臓の影の話は後回しです。
家に帰り、母に連絡を取る。
母とともに覚悟をきめ、対応していこうと話す。
そして、父には前向きな気持ちを持ってほしいので、敗血症のことも腎臓の影のことも伝えず、腎盂炎の治療をしているということで先生とも共有しました。
いつ電話がかかってきても、今度はちゃんと気づけるようにマナーモードはやめて着信音最大限に。
そんな不安な夜を過ごしたんですが、、、
火曜日の朝、父からラインが。。。
「昨日は腰の痛みもなくなりぐっすり寝れました。今日は平熱です。
先生から1週間くらいで退院できるといわれました」
?????
どういうこと???
母も私もびっくり。
火曜日に病院にいってみると、確かにうってかわって顔色もよく元気そうな父が。
敗血症ってそんな簡単な病気じゃないはずなのに、、、
先生に話をきこうとしたが、オペ中でこの日はお話しできず。
木曜日に約束をとりつけた。
敗血症のことだけでなく、腎臓の影のこともあるので、母にいきなりショックをあたえないように
私だけで話を聴くということになってたのですが、、、
私が木曜日に先生と会うことが、看護師さんから母に伝わってしまいました。
なので、母と一緒に話を聞くことに。
そして、昨日。
まず敗血症については、血液検査の炎症数値が通常に戻ってた。
菌の特定をする前に月曜日からの抗生剤が効いたよう。
敗血症ショックのリスクはだいぶ薄くなったとのこと。
もう驚きです。
抗生剤は2週間は点滴で入れないといけないので、あと10日は入院。
一週間で退院できるなんて先生は言ってないのですが、父はどう勘違いしたのか。
入院は続くけど体調はいいので、退院にむけてリハビリを始めるとのこと。
筋力回復しないと。。
いやいや3日でまさかの退院に向けての前向きな話をすることになるとは。
そして、もう一つの問題
腎臓の影。
これについて日曜日に救急で聴いた放射線外科の先生の見解は癌の疑いとの話だった。
が、
泌尿器科の先生は、血の塊の可能性が高いのではと。。
そもそも、3か月前のCTで移ってなかったものが突然大きくなるのも不自然だし、
腰の痛みが癌由来だったら、こんな簡単に痛みが消えることはない
なんてこと!
もう精神状態がジェットコースター状態、、、
喜んだ結果、やっぱり癌でしたってこともあるので、平常心、平常心、、、
この1週間で少しだけ希望が。。。。
もちろん、まだ疑いは残っているけど、敗血症の危機は脱出して、少しだけ緊張が解けました。
母と少し明るい気持ちで夕飯を食べて家に帰りました。
イギリスにいる姉も心配しているので、今日の先生からの話を報告。
さぁ、おふろに入って今日は気持ちよく眠れるなと思ったところで、姉から猛烈矢継ぎ早にラインが入っている。
なんだろうと開いてみたら、、、
父の状況を旦那にラインしたつもりが間違えて父に送った。癌の疑いの件も入った内容を。
気づいて削除したけど、父のラインからは消えてないのでは、
どうしよう。
はぁ??????
そんなミスをする???
こんなに私と母と先生とで父にはがんの疑いの件は隠してきたのに
何してくれているの。
それに削除じゃなくて「送信取り消し」じゃないと相手側のラインから消せないのは常識だし
なんで削除を押したんだ。
ばかなの?
姉は病院に電話して父がみないようにスマホを看護師に預かってもらうようにお願いする
なんて言っているけど、多分無理だろう。。。
何か手はないか、、、
削除してしまったメッセージをもう一度復活して送信取り消しにする方法を必死に検索。
すると、パソコンやIpadなど別端末でラインを開いたら、削除したメッセージがみれるので、送信取り消しが可能という記事を発見。
案の定、病院にすべての対応を断られたと姉から電話がきた。
ぐだぐだ断られた経緯を説明する姉に
言い訳なんていらない。それよりだったらどうするの?
と怒り、私が見つけた方法を伝え、Ipadでチャレンジしてもらう。
が、、、、
イギリスでダウンロードできるLINEのバージョンが「送信取消」がないバージョンの可能性が高いと
いいだす。
もう手はないか、、、
どうしよう、、、
諦めかけた時に閃いた
私が姉のラインを乗っ取ればいいのでは???
会社のスマホにラインアプリをダウンロード。
姉にlineのIDとパスワードを教えてもらい、
私の会社携帯で姉のラインを開くことに成功。
問題のメッセージは、、、
まだ既読マークがついてない。よかった。
「送信取り消し」を押す。
間に合った、、、
間に合ったよ、、、
よかった、、、、
それにしても、
普段からイギリスで状況もわからないのに何かと余計なことを言ってくる姉に手を焼いてましたが、今回のことは本当に怒りが爆発!
さっきまで怒りよりなんとかしなきゃの方が先行してたので、抑えてた怒りがここで爆発!
腹が立って腹が立って寝れないんですけど、
何か手がないかもっと必死に考えろよ!
ぐだぐだ言ってる間があるなら、他の手を探せよ!
って、なんか完全に仕事のトラブル対応モードに。
本当にだめだめな姉に失望。
結局夜中まで悶々としてしまい、今日はこの一週間で1番寝不足です。
ストレス発散のブログになってしまった。
まだまだ父の闘病は続く。