世界の潮流は大量検査、隔離へ | YOLO! 人生は一度きり! NYから東京の生活

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2014-2016年はニューヨーク生活、2017年からは東京の生活を書いてます。

今朝のウォールストリートジャーナル記事の要約。

 

世界的な流れは、韓国のように大量に検査をして、感染者は隔離するという方法だとしていて、

 

その流れに逆らっているのは日本、フランス、インドなのだという。

 

しかし今朝の他の記事で、フランスは検査数を10倍に増やすと書いてあった

 

あとは日本とインドだけか?

 

でも他の記事で、スウェーデンも独自の道を歩んでいると書いてあった。

 

 

 

 

The Wall Street Journal

Some Nations Look to Mass Testing for Faster Way Out of Coronavirus Crisis
April 1, 2020

 

コロナウイルス早期収束に向け、各国は大量検査へ目を向け始めた

 

西洋の国は、大量に検査し、感染者を隔離することが社会経済活動の再開を早めると考え始めた。

 

彼らがお手本とするのは、韓国、シンガポールと台湾。

 

米国ではいまだに国民に外出禁止を強いている

 

ドイツは毎週50万件の検査をし、これを毎日20万件にふやす

 

英国は250万キットの検査キャンペーンをし、毎日2万5千件の検査を目指す。

 

スウェーデンとオーストリアは毎日1万5千件に検査能力を高める

 

いまだに検査数を限定しているのは、先進国では日本とフランス。あと大国ではインド。

 

米国では110万件の検査が行われた

 

大量検査なくして外出禁止にするのは、目隠しして火と戦うようなもの。

 

韓国は大量検査をして感染者の拡大を食い止めた

 

シンガポールと台湾は、スマホの位置情報をつかって、感染者の近くにいた人を追跡して検査をした。

 

一方、日本は限られた検査数で十分だと決めた。

 

小国では大量検査するのが手っ取り早いことをみつけた

 

西洋民主主義国では、検査で感染がわかっても、厳しい隔離を受け入れたがらないという問題がある。

 

スイスのロシェという会社は完全に自動化された検査方法を開発した。

 

ドイツのボッシュという会社は、2時間半で精度の高い結果が出る検査キットを開発した。

 

米国ではアボットという会社が5分で検査できる方法を今週から病院へ提供している。

 

まずは、人口を代表する小さなグループに検査をして、そこから全体像を推計することだ。

 

オーストリアとドイツは今週からそれを始め、英国とスウェーデンは今月中に終えると発表した。これで氷山を見ることができるようになる。

 

PCR検査ではなく、抗体検査はさらなる武器となる。

 

ドイツ、英国などは全国で抗体検査のサンプルテストをする。ドイツは10万人を対象にする。

 

しかしいったん新型コロナウイルス肺炎から回復した人が免疫をもつのかどうか、そうだとしても、どのくらいの期間かは分かっていない。一般的にコロナウイルスの場合は免疫は数か月しかもたない。

 

もし一度感染したら免疫をもつとなれば、抗体検査は状況を劇的に変えうる。抗体をもつとわかれば、仕事にもどり、社会生活にもどり、ロックダウンから解放されるという展望が開けてくる。