小池百合子都知事の任期満了に伴う東京都知事選挙が
6月20日に告示、7月7日に投開票されます。
蓮舫さんが声を上げたという事で
【細野豪志10分解説】の動画を上げさせていただきました。
さて僕の方からはもう一人の候補者、
石丸伸二さんについて書き残しておきたいと思います。
実は5/12のfakebookで次のように書きました。
安芸高田市の石丸市長が
5/10の記者会見で7月の市長選への不出馬を表明した。
少子化が進み、今回も「消滅可能性自治体」と名指しされた安芸高田市。
石丸さんは「やり残したことはない」とも発言している。
一見矛盾しているようだが、人口戦略会議の今回の発表は2020年の国勢調査を基にしたもの。
石丸市長は2020年8月の就任で、それ以後、学校給食費の無償化などの子育て支援政策に取り組み、ふるさと納税や、近隣市町からの転入人口を確実に増やしている。
しかし「母になるなら〇〇」「父になるなら〇〇」といったキャッチコピーで転入人口を増やした市町を、単に転入人口の奪い合いをしているだけと冷たく突き放した。
市による「婚活事業」に対しても意味が無いと廃止を決め、実績を強調して廃止に反対する議員に対し「トレンドを見ろ」と統計データの見方を示した。
そうしたやり取りがYouTubeにアップされたことにより、石丸市長の説明に納得した市民も多く、学校の統廃合や指定管理改革(無駄な指定管理を直営に戻す)を着実に進めた。
そうした石丸伸二さんの行政手腕には拍手を送りたい。
次の安芸高田市長選挙には出馬しないが「政治家は続けます」とのこと。
いっそ来年の富士市長選に出てもらいたいくらいだが、そういう事ではあるまい。
政治家を続けるというのは、日本社会を襲う最大の危機「少子化」との戦いのために、次のフェーズに移るという事だろう。
その石丸さんが5/16に「都知事選挙に出馬します」と発表。
え?なんで東京?日本社会の最大の危機「少子化」と戦うって言ってたよね?
その後、ある週刊誌の取材に対して石丸さん、次のように述べています。
「東京は人口がまだ増え続けて、どんどん過密になっているのに、満員電車だけを解消するのは無理だと、小学生でもわかると思いますよ。だったら、そもそも人が集中することを抑えないといけません。 さらに怖いのは、過度な集中の先にある “バブル崩壊” です。2040年以降は、東京都ですら人口がピークアウトしていきます。そのとき、インフラや箱物はどうするのか。やがて来る危機に東京都も備えて、地方と東京の関係をリバランスするのが大事なんです」
「地方と東京の関係をリバランスする」
これが公約なんだろうか?
リバランス…良く解らない。
石丸候補に提案したい。
リバランスをもう一歩進めて「首都機能分散」というのはどうだろう。
首都直下地震に備えて、天皇陛下には那須御用邸にお移りいただき、
国会や省庁の中枢機能を甲府に移す。(都心と甲府はリニアで25分)
という公約を掲げて戦うのだ。
リニア山梨駅の名称を「第2東京市」にしましょう。
今の東京は地震に弱すぎます。