熱海土石流。
川勝知事が「天変地異の天災の新しい形」と発言。
原因究明については「蓋」をする気だな、と感じた。
ところがその後、難波副知事が連日会見をし、
判っている事を「隠さない」と表明している。
特に7/13の会見には学ぶところが多かった。
まず、一部で話題になっているメガソーラーについては
「分水嶺の向こう側であり、無関係」
と断言。 (下の写真)
そして、分水嶺の東側の「違法な盛土」が
今回の「泥流」の原因となったことを「事実」と認定。
(土石流というには「含水量」が多すぎることを指摘)
盛土によるパイピング現象についても
副知事は「散水ホースのシャワーとジェット」という言いまわしで
現地で起きたパイピングは、
その最下部で「ジェット状」に噴き出した可能性を示唆した。
(最初の犠牲者が線路高架を通り抜け、海で発見された理由)
「われわれが何をチェックしていたのか問われる」
と行政の責任に触れる一幕もあり、
川勝知事の言う「天変地異」「天災」を否定した。
実は、
今回の災害を引き起こした業者は別の土砂崩れも起こしていた。
平成19年熱海市議会建設公営企業委員会8/7議事録に
業者を強く指導できなかった理由について、
重要な記述があった。
そのページを載せておくのでご覧いただきたい。
同和系列の会社でございまして、
ちょっと普通の会社と違いますので・・・
という記述に注目。