シン・ゴジラ(2016年)大杉漣扮する大河内総理のセリフ
「時間を無駄にした。御用学者じゃ役に立たん」
科学者は「普通は」という事象に疑問を持つべき存在。
それが何のエビデンスも示さず「普通は中止」と言うのでは、
研究者として怠慢の誹りを受けざるをえないだろう。
世論に迎合し、何のための科学者か。
(今後、政治家に転向するというのなら解る)
「ワクチン開発に5年は掛かる」という古い、昔の常識に囚われ、
政府の初動を誤らせたことだけとっても、分科会の過失は重大。
立命館大学政策科学部の上久保誠人教授は
尾身会長は辞任すべきだと主張する。
本文より引用。
「政府の分科会の議事録をみれば、2度目の緊急事態宣言が発令されて昨年末になっても、医療体制の確保はまったく議論されていなかった。分科会は、ただひたすら国民に行動制限を求めることだけを議論していた。これは、明らかに怠慢であり、医療崩壊の責任は分科会であり、専門家と称している人たちにあると言わざるを得ません」
しかし、こうした御用学者たちとは違い、
危機に際し決断し、結果責任を取るのが政治家。
菅首相が五輪実施を決めたのなら、
テニスの4大大会のような「バブル方式」を導入し、
粛々と行われることになるのだろう。
何のための東京オリンピックかって?
「若者と子どもたちに夢と希望を与える!」
そんなスローガンでいい。