『さざ波』で五輪中止? 超過死亡数から見た日本の状況(続き) | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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↑グラフ①

 

前回、以下のように書いた。

 

>ただ、2020年12月から2021年の1月にかけて
超過死亡が発生していることに注意が必要。
これが今後、爆発的に増える可能性もあるけど、
その一方で、ようやく日本でもワクチン接種が始まる。
科学が勝利すれば、日本人の平均寿命は
まだまだ延びる可能性もある。 

超過死亡データの集計は、
2か月かけて発表される。
だから第4波の影響は7月にならないと判らない。

 

そして前回ブログを書いた時から、ひと月が経過し、

国立感染研の「日本の超過及び過小死亡数ダッシュボード」が、

一か月分が更新された。
(それがグラフ①)

これを見ると

1/31週、2/7週、2/14週、2/21週、いずれも予測閾値上限を

上回るような特異点は発生していない。

 

また、
JX通信社がyahooに毎日提供している「死亡者数」を7日間合計して

私の方でグラフ化したものが下のグラフ②。 

 

新型コロナの第一波が2020年4-5月、第二波が2020年8-9月、第三波が2021年1-2月。
第三波では、一週間で最大700名の死亡者を数えたが、
同時期の超過死亡数(グラフ①)を見ても、
やはり「さざ波」に紛れてしまっているようだ。

 

冬のこの時期に流行する季節性インフルエンザが、

今年は息を潜めていたのか、

超過死亡数に大きな変化はない。

↑グラフ②

 

第四波が日本の超過死亡数にどのような影響を与えるのか、

引き続き注視したい。