信号機設置要望に対する富士警察署の回答 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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9/11 19:00 伝法まちづくりセンター
来年度暫定供用開始予定の本市場大渕線によって分断されてしまう伝法田端2号線(現在の通学路指定道路)交差点への信号機設置要望について、富士警察署交通課長と規制係長から回答があり、住民との話し合いが行われた。(以下概略)
 

規制係長:(伝法田端2号線に)ずっと付かないという訳ではない。暫定供用開始後、様子を見ていくということ。設置基準もある。信号機の有る交差点まで迂回して欲しい。
交通課長:(通学路指定されていないが)より整備された交差点がある。既に部分供用開始された大渕工区でも地元の生活道路を変更してもらったが、押しボタン式信号機は無い。他にも通学路に横断歩道(のみ)要望する町内もある。しかし伝法には現実的ではない。(信号機なしの横断歩道は)むしろ危険。他の安全対策を模索したい。

住民側:横断歩道のない交差点を、歩行者は渡ってはダメなのか。
交通課長:ダメとは言えない。(法的に)禁止されているわけではない。
住民側:どうすれば付くのか。付かないのなら開通に反対する。
交通課長:(交差する田端2号線側に)1時間当たり300台の通行量(が必要条件)。一分間で5台。(※かつ、年間2件以上の人身事故が択一条件というのがネット上の情報)
予算がないのです。毎年、28管区全ての県議から信号機設置の要望がある。信号機設置場所は奪い合いの状態。正直言って、今回その競争に負けたということです。
住民側:県が提示した完成予想図には(当該箇所に)信号機があった。その説明に納得して用地買収に協力している。
交通課長:ぶっちゃけた話、平成2年というと、そんなバブルの頃の約束は守れない。今はお金がない。(住民から「ペテンだ!」というヤジ)人口が増えていく時代に設置した信号機のメンテにもお金が出ていく。ペテンだと言われたが、ペテンかもしれない。しかし、はっきり言って、これが現実です。今は予算の奪い合い。30年前のバブルの時代ではない。減らせる信号機があれば教えてもらいたい。(交換ということであれば)それなら付けられます。富士署管内だけで150本の信号機を減らせと言われている。それくらい今は予算がない。

住民側:経済と人の命とどっちが大切なのか。
交通課長:信号機が万能ではない。
住民側:人を中心に考えて欲しい。通学路でもあり、(田端2号線交差点に)横断歩道だけでも付けられないか。
交通課長:いくつもの悲惨な事故現場を見てきた。富士市の交通事故の特徴は、歩行者が8.2%と県平均を上回っている。裸の横断歩道(信号機のない横断歩道の意味か?)は富士市には無理。

住民側:以前も「信号機が付かない場合の安全対策を提案したい」と言われたが、提案は何時になるのか。
規制係長:(前任者の約束については)この場をお借りしてお詫びしたい。安全対策について一緒に考えて行きたい。お時間をお借りしたい。