かみぽこちゃん改め上久保教授からの提言 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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https://www.sankei.com/premium/news/190211/prm1902110007-n1.html

【iRONNA発】二階派合流の政治家・細野豪志に同情する 上久保誠人氏

上久保誠人立命館大学教授が細野代議士について書いていました。

 

上久保教授は「郵政解散」と「その結果」について
的確に予測したことで一躍有名になったけど、

僕は、教授が「かみぽこちゃん」を名乗って情報発信していた頃から

「かみぽこ政治学」の大ファンでした。

 

時々厳しいことも言いますが、
かみぽこちゃんの予測は良く当たる。

 

最近では「大阪都構想」を「しょぼい構想」と発言し、
橋下徹さんを激高させていた。

あれだって、英国留学中の経験から、

「グレーターロンドン構想」に倣って

「グレーター大阪構想」くらいの大風呂敷を拡げたほうがいい!

という応援メッセージなのに、

橋下さん、「しょぼい」という言葉に噛みついちゃった。

 

かみぽこちゃんから上久保教授になってからも、

その論説はあくまでもフラットです。

 

「政治評論家の多くが予測を外すのは

『こうなったら良いな』という希望をはさんでしまうから」

(これも、かみぽこちゃんのセリフ)

 

評論家ではなく政治学者として、

歴史の一ページとして日本政治を眺めながら、

「嫉妬と怨念の政治はもうやめたほうがいい」

そう主張します。

 

今回の産経新聞【iRONNA】での論説にも

フラフラする政治家にあきれながらではあるけど、

そうした思いが滲み出ています。

 

最後の提言の部分を引用します。

 

 さて、細野氏が自民党に移ったとしても、明るい将来はないだろう。自民党には離党しての「出戻り組」にさえ冷たくて厳しい不文律がある。自民党所属経験のない細野氏が自民党に入っても冷遇されるのは目に見えている。

 だが、この件について細野氏を「節操がない裏切り者」とバッシングするだけでいいのか。親の地盤を引き継ぎ、若くして議員になって、自民党の「当選回数至上主義」という年功序列システムの中で早く出世できる世襲議員よりも、一代で政治家になった人物の方が、時に「節操がない」「裏切り者」とされる行動を取ってでも、「生き馬の目を抜く」政界で生き残りを図るのが難しいのは明らかであろう。

 細野氏の二階派入りは、選挙制度、有権者の政治意識、自民党のキャリアシステム、未熟な野党など、日本政治の構造的な問題を考える契機にすべきである。