富士市選挙管理委員会のカウンターで
富士市内の選挙の投票率が閲覧できます。
この二つを比較すると、
H28.7.10(参院選)
富士市 18歳-44.78% 19歳-31.22%
川崎市 18歳-60.91% 19歳-52.20%
川崎市に比べて富士市の18-19歳の投票率は、
15から20ポイント低いことが判ります。
この参院選は、選挙権年齢引き下げ後、初めての選挙という事で、
「18 歳は51.28%、19 歳は42.30%で、18、19 歳を合わせると46.78%。いずれも全体(54.70%)を下回ったが、20 代よりは高く、主権者教育など今後の取り組み次第で若者の低投票率に歯止めがかかる可能性がある」
(毎日新聞 2016年9月9日)
と好意的に、マスコミは報じていた。
この時の全体投票率は、
静岡県は55.76%で全国23位、
神奈川県は55.46%で全国25位とほとんど差が無い。
しかし19歳だけを見ると
富士市は全国平均よりも10ポイント低く、
川崎市は全国平均よりも10ポイント高い。
この差はいったい何なのだろうか?
毎日新聞は「主権者教育などの取り組み次第」と書いているが、
川崎市は何を行っているのだろう?
少し他市町のデータも取り寄せてみたい。
先行論文についても調べてみようと思う。
政策学修士
鈴木幸司