話は10年前に遡ります。
ロンドンオリンピックの4年前、
2008年から「カルチャル・オリンピヤード」と題した
大規模な文化プログラムが、英国全土で実施され、
合計4300万人の人々が参加しました。
そして2012年ロンドンオリンピックでは
「+(プラス)ロンドン」と銘打って、
ロンドン周辺100マイルまでの都市で芸術祭を実施しすることで、
宿泊客を分散し、
予想されたホテル不足を乗り切りました。
この手法は2020東京オリンピックでも使えます。
「+(プラス)東京」つまり「芸術祭+東京五輪」によって
周辺市町へ宿泊客を分散し、
尚且つインバウンド効果を上げようとするものです。
富士市は新幹線で1~2時間で到着できる「プラス東京」圏内です。
(現在の富士市内のホテル建設ラッシュにはこういう事情があったのです)
そして2年に一度の現代アートの祭典
「富士の山ビエンナーレ2018」が、
今年も富士市を中心に開催されます。
今年は旧富士川町との合併10周年でもあります。