12/9 一般質問に登壇します。 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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明日の一般質問の演説原稿です。
いつもこれを10回ぐらい読んで、ある程度頭に入れてから登壇します。

本当は暗記して聴衆の目を見ながら訴えたいのですが・・・いつもギリギリになってしまいます・・・orz

 

1.富士総合運動公園体育館の使用中止問題について

 

現在、富士市のウエブサイトに「富士総合運動公園体育館の当面の使用中止について」というお知らせが載っております。

そこには「富士総合運動公園体育館は耐震診断の結果、耐震基準を下回るという報告をうけたため、平成28年10月1日から利用を停止しています。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします」と書かれています。今までこの体育館を使用していた市民やスポーツ団体の皆さんには大変なご迷惑をおかけしてしまったようです。

 

正式な計算結果の発表は9月末との事でしたが、まずは中間報告を読ませていただきました。新耐震基準前の建物ですので保有水平耐力ではなく耐震指標ISという構造基準が用いられています。この数値がY方向つまり南北方向で0.2「震度6から7程度の地震で倒壊または崩壊する危険性が高い」と判定されたとあります。

そこで、今後の新総合体育館建設構想も含め、以下のように質問します。

 

①9月末発表予定とされていた当体育館の耐震診断の正式報告の結果はどうだったのでしょうか?

②建築基準法施行令の改正によって新耐震基準が昭和56年に示されていたにも関わらず、今日まで耐震診断が行われてこなかった理由はどこにあるのでしょうか?

③中間報告には、今後の対応として「止むを得ない場合に限り、主催者に現状を説明し、地震発生時の対応を確認した上で使用することとする」とありますが、その止むを得ない場合という事態は発生したのでしょうか?

④同じく「10 月以降、既に予約をされている団体については、学校等の既存施設を利用できるよう調整し、代替案を提示」とされていますが、12月現在、どのような団体にどんな代替案を提示したのか。具体的にお答えください。

 

 

2.災害時の富士市立中央病院の役割について

 

次に「災害時の富士市立中央病院の役割について」伺います。

 本年も12月4日に市内各地で自主防災会の皆様による地域防災訓練が行われました。そうした訓練の際に住民の方々から「大災害が起きた時に怪我や病気になったとしたら、どこに行けばよいのか」という質問をよく伺います。

 そして先月の議会報告会の際には「富士市立中央病院にはD-MATがあるから安心だ」という市民の声を伺いました。D-MATって災害派遣医療チームの略称なので、むしろ他地域の救援に向かうための組織じゃなかったのかなと思ったわけです。調べてみると「現在では、現場の医療だけでなく、災害時に多くの患者さんが運ばれる、被災地の病院機能を維持、拡充するために、病院の指揮下に入り病院の医療行為を支援させて頂く病院支援や、首都直下型、東海、東南海・南海地震など想定される大地震で多数の重症患者が発生した際に、平時の救急医療レベルを提供するため、被災地の外に搬送する、広域医療搬送など、機動性、専門性を生かした多岐にわたる医療的支援を行いますとありました。

そこで災害時の富士市立中央病院の担う役割について以下のように伺います。

 

①富士市立中央病院が有するDMAT機能とはどのようなものでしょうか?

②富士市立中央病院は、実際の有事の際にはどのような役割を果たすのでしょうか?

 

 

3.富士市の地籍調査の現状について

 

最後に「富士市の地籍調査の現状について」伺います。

議長のお許しを得て国土交通省発行「地籍調査はなぜ必要か」という冊子の抜粋を資料配布させていただきました。

震災発生時に問題となることのひとつに「土地の区画所有の問題」があります。

東北地方太平洋沖地震の津波災害からの復興が進まないことの原因の1つにもあげられています。

今回補正予算の審議の中で建設水道委員会でもご質問があったようです。

未だに必要面積の6%程度の進捗だということも伺いました。

今回は、この地籍調査を進めることによって、富士市の税収にも寄与する可能性がある事を指摘したいと思います。少し掘り下げて議論をさせてください。

先ずは

①富士市の地籍調査の現状と今後の予定をお知らせください。

 

以上一回目の質問といたします。