http://amenity-forum-shiga.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html
2/6～7の土日を利用してアメニティフォーラムに参加しました。
プログラムを見るとわかるように朝8：30から24：00まで、大学の合宿かと見まがうような講義が連続します。
「政治家セッション」とか「お役人様のご高説」もあります。それは息がつまりそうでした。というかつまらなかった。
でも「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」の作者東田さんの講演に愁眉を開かされ、盲目聾唖の大学教授福島先生の講義に感動し、精神科医北山修さんの講演の後、きたやまおさむと小室等のライブを聞き、併設されているアールブリュットの展示を見た後、平田オリザさんの現代アート解説を聞く…という強烈な二日間を過ごしました。
以下、２/６の日記から
自閉症の僕が飛び跳ねる理由
作者東田君の講演は一言も理解できなかった。いや一言だけわかった「出発しんこー」。あとは意味のある単語を聞き取れない。みなわかったようなふりをして聞いている。パワポの資料だけが頼り。
それがポインティング文字盤を使用しての質疑応答では一変する。
以下その様子を記す。
Q何があなたの幸せですか
A家族で笑ったりおしゃべりしたり何か楽しいというより、毎日普通の生活ができることに幸せを感じています 終わり。
Ｑうちの息子が心で思ってることを、私も知る事ができるといいな。重度自閉って大変だね。何が好き。好きな食べ物を教えて下さい。
A僕の事を心配して下さってありがとうございます
けれどもこのすべてが僕なのです
わざとしているわけでも頼まれてしているわけでもありません
好きな食べ物はからあげです おわり
Q私たちは通常言葉の最後は語尾が下がるんですがどうしてですか
A僕の場合はそのような規則はないと思います
それができるのなら もっと会話を自在にできていると思います
おわり
…奇声を発してるだけじゃないんだ！
対人コミュニケーションに問題があるだけで、語彙は豊富。
今日は驚きの連続。。。