アルコール検知器のトップブランド「東海電子株式会社」さんを紹介します。
http://www.tokai-denshi.co.jp/
社長の杉本さんです。
一台24万円、その上メンテナンス料が年間10万円というアルコール検知器が何故売れ続けるのか?同業他社は何故追いつけないのか…?
その秘密は、この会社が売っているのは「機械」ではなく「機会」だからです。
平成11年、長距離トラックが首都高で追突事故を起こし、幼い子供が車内に閉じ込められ、生きたまま焼き殺された「事件」覚えてますか?
その機会とは、誤解を恐れずに言いますが、「配置転換のチャンス」「きちんと労務管理するチャンス」「不良ドライバーをクビにするチャンス」です。
あの当時、どれくらいの長距離運転手たちが、サービスエリアで仮眠を取るために車に酒を持ち込んでいたか、ご存知ですか?それがあの悲惨な事故を引き起こしました。
労務管理なんて、あってないようなもの、そうした実態に東海電子はメスを入れたんです。
あの事故を契機に「危険運転致死傷罪」が新設され、全国的に飲酒運転に対して厳しい目が向けられるようになりました。
ガスクロマトによるアルコール検知器は一万円以下で買える時代でした。
しかし、飲酒運転は一向に減りません。
そんな中、東海電子のような労務管理システムを売る会社の登場を待ち望んでいた、二つのバス会社がありました・・・
(続きは今年出版予定の「元気印中小企業のターニングポイント」で!)
政策学修士 鈴木こうじ