NPO法人「みらいふくしま」 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 今日から臨時国会が始まりました。久々の国会ですので、腰を据えて取り組みたいと思います。
 昨日は、10月10日に認証されたてのNPO法人「みらいふくしま」の活動で10代の若者といわき市に行ってきました。中学生から大学生まで、東京、静岡、大阪からバラエティに富んだメンバーが集まってくれました。福島に行くのは初めてという若者が多く、「若者に福島を見てもらいたい」というツアーの目的は達成することができました。寄付を頂いたおかげで、交通費などを出すことができました。ご支援いただいた皆さんに心より感謝申し上げます。
 午前は稲刈り。3.11以降、農家の皆さんは大変な苦労をしながら農業を続けて来ました。福島のコメは全品検査する体制が整っているのですが、今でも風評被害がなくなっていません。収穫したおいしいコメをみんなで食べることで、少しでも風評被害を減らしていきたいと思います。
 午後は福島の高校生とのディスカッションです。演劇で有名になったいわき総合高校をはじめとした福島の若者の立派な発言に、ツアー参加者一同、感銘を受けました。参加してくれた世代の若者が、福島と日本の未来を切り開いてくれるでしょう。彼らのためにも、もうひと頑張りせねばと決意を新たにしました。
 以前に宣言した通り、福島に限らず大学生や高校生など若者との接点を持つようにしています。多くの若者が社会に関心を持ち、何か役に立ちたいと思っています。社会のあり方を変える手段の重要な一つが「政治」なのですが、「若者」と「政治」との間には距離があります。その距離を縮めるために、できる限りのことをしてみたいと思っています。
 彼らと話すことで、大いに刺激を受けています。ある高校生からは、「政治家としてものごとを判断する基準は何か」という質問を受け、はっとさせられました。目先の政局や選挙に目を奪われることなく、政治家として何をなすべきかをじっくり考えようと思います。
(細野豪志@10/15) 


 
 
 14日は「ふくしまとともに歩もうツアーinいわき」と銘打たれた弾丸バスツアーでした。東京からの参加者は朝7時から夜8時まで。三島から参加された日大生のみなさんは朝5時から夜10時までの長丁場。ほんとうにご苦労様、お疲れ様でした。
 上記の「今日のひとこと」にもあるように、「福島の若者の立派な発言」には目を見開かされました。そこには当事者としての覚悟がありました。私たちは誰も、彼らに嘘をついてはいけない。福島を忘れない、福島に向き合う、福島とともに歩む、というのはそういうことだと思います。
 2年前、私たち日本人は、箱根から東には人が住めなくなるような重大な危機に直面しました。(あれに比べれば民主党の大敗なんてミミズの屁くらい小さなことです) いくつもの幸運に恵まれ危機は回避されましたが、福島にはまだ戦い続けている人たちがいます。今回いわき市の田んぼで、あの時原発で働いていた方のお話を聞いて、人間とはそこまで頑張れるものなのかと目頭が熱くなりました。
 バスを見送ってくれた、いわき総合高校の皆さんの涙を忘れません。風評被害に負けないで頑張って下さい!
(富士市議会議員 法政大学大学院修士2年 鈴木幸司)