法政大学「経済政策論」小峰先生の記事 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「平成25年度予算案は、歳出を抑制したようにみえるが、25年度にやる予定だった事業を24年度補正予算に前倒しし、財源をまかなうため、補正予算で国債を発行している。夏の参院選を前に大胆な歳出カットはできなかったのだろうが、25年度は新規国債発行額を減らしたというのは粉飾」

過去最大92兆円の大型バラマキ予算案! なのに、
「民主党政権時代と違って新規国債発行額が税収を上回る逆転状態を4年ぶりに解消した」
という話を聞いて、そんな事が可能なのかと不思議に思っていた。
(アベノミクス恐るべし。早くも税収が増えたのか?!)

手品のタネは、何のことはない、
選挙後「史上最大規模の補正予算」を組んだ際の国債発行分を算入しなかったことで
見かけの数字が良くなっただけのことか・・・。
ただ、景気は字の通り「気」のものなので、これで何らかの効果があるのだとすれば悪いことではない。
願わくば、朝三暮四とならぬ事を望みたい。

※解説
「朝三暮四」
中国の春秋戦国時代。
猿が増えて家計が苦しくなったため、飼っている猿に与える餌を減らそうと考えた老人が
「これからはトチの実を朝に三つ、暮れに四つやる」と言ったが、
猿が「少ない!」と怒った為、「朝に四つ、暮れに三つやる」と言い直した所、
猿はとても喜んで承知した・・・という故事。
http://gogen-allguide.com/ti/tyousanboshi.html