5.平時は穏やかな政治 有事は大きな政治 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フェイスブックから引用し、新世代5綱の解説を続けます。


最後に、「穏やかな政治」について書く。

民主主義は手間がかかる。新たな政党や政治家の登場は、それに国民が耐えきれなくなっていることを示しているのかも知れない。誰かに任せれば、日本が強くなるのではないか、改革が一気に進むのではないか。そんな声が聞こえてくる。

民主党が誕生して14年。政権を取って3年。石を積み上げるような作業を繰り返して来た。無駄遣い削減、地域主権改革、税制改革。クレームをつけるのは簡単だが、それでは何も問題は解決しない

人材も、突然は現れない。時間をかけて育てるのだ。

大切なのは、民主主義を機能させることだ。与野党、反省にたって、国民のために働くべき時が来ている。

昨年の東日本大震災、原発事故対応では、大きな政治決断が求められた。これからの長い復興の道のりでは、平時の政治の知恵が求められるようになってくる。

もはや、ワンワードポリティクスでは、この国の困難を乗り越えることはできない。今、政治家に求められているのは、国民にこの国がおかれている状況の難しさを率直に語りかける粘り強さだと思う

私は、311で国家の有事を経験した。だからこそ、もう一度、この国に穏やかな政治を取り戻したいと思う。


(細野豪志@12/3 18:19)