法政政策創造大学院 黒田英一教授
1)似たり寄ったりの県のイメージ
2)各県内市町村を見ても似たり寄ったり
どこにでもあるような金太郎飴の町(ロードサイドショップ・車社会・団地・工業団地)
…ユニークな個性が光る町はどこに?
なぜそんな地域になったのか
胡蝶の夢、 佐倉(千葉県)か長崎がかつての蘭学のメインストリーム。
そんな事もう誰も知らない。
江戸時代、小さな藩が乱立し、まとまりがない。
しかも藩主がめまぐるしく交代。
寺社領、天領、他藩の飛び地。
これでは地域の文化が育つのは難しい。
明治になり鉄道は東京へ向かう
高等教育機関は遅れて設置
職業高校が先行
戦前は重工業の拠点
東京を中心とする国づくりの後背地の役割
経路依存性 path dependence
しかし、中には個性あふれる町も
…探せばいろいろ出てくる。
つまり「地域資源・観光資源=お宝」
烏山の山あげ祭り (路上歌舞伎)
では北関東4県と千葉県はどうすればいいの?
①特徴のない県のイメージをどう形成していく?
②小粒の町が散在するこれらの県の魅力をアップするには?
③探すと魅力的な地域資源・観光資源をどうストーリー化する?
(後半へ続く)