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 週末の福島は、私の中で定着しましたが、訪れるたびに福島の雰囲気は変化しています。ここ2週間は、何と言っても牛のセシウム汚染です。
 第一ステップが何とか終了し、事故の収束に向けて一歩前進しましたが、事故の影響は全く収まっていません。週末、福島に行って、休んでいる暇はないという思いを強くしました。
 明日は、何とか二次補正予算の採決に漕ぎ着けましたが、国会審議は前途多難です。議員は誰しも、何がしかやりたいことがあって選挙に挑戦しています。今回も、ほとんどの議員が被災地を訪れ、今こそ何かをやらねばと思ったはずです。それなのに、政府や議会となると、ギアがかみ合わない。
 嘆いていても仕方がありません。今の私にできることは、原発事故の収束、事故の影響の小さくすること、そして福島の復興の足がかりをつくることです。与えられた時間の中で、短距離を全力で走り抜けたいと思います。(7/24◎細野豪志)

今回は細野の「短距離走」という言葉に注目して読んでいただきたい。
彼の「組織人」としての矜持がそこにあります。

以前「ローマ人の物語」の作者、塩野七生さんが「欧米に比べ、日本人は政治家を信じすぎる」と、日本人の精神的未熟さを嘆いていました。

「政治家など使い捨てでよい。だから選挙がある」
と断じ、
「信じすぎるから、期待を裏切られた時にヒステリーになる」
「恋愛に失敗した若い女性と一緒」
と世のフェミニストが聞いたら怒り出すような事を平気で言っています。
 
最近の「結婚しないオンナ」たちを鼻で笑い
「『最近、政治家が小粒になった』というのは、近頃の女の子が『最近、ろくな男がいない』と嘆くのと一緒」
なんてセリフも・・・。
 
政治家が小粒になったわけじゃない、
私たち国民が、そういう政治家を望んだ結果です。

豪志が言うとおり、与野党に関わらず、
「議員は誰しも、何がしかやりたいことがあって選挙に挑戦」してきたはずです。

それなのに、
何時の間にか選挙民に「奉仕」することにばかり心を砕くようになるのは、
それを要求する側にも問題があるのではないでしょうか。
 
彼は、首相に「使い捨て」にされる覚悟を決めています。

無理して体を壊すなよ…と声を掛けたかったのですが、
「今無理しないで、何時するんですか」
という振気をみなぎらせている彼を見て、
とても言えずに帰ってきました。
 
自民党の早川忠孝さんが最近のブログで
「細野豪志氏に注目」と述べています。
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10964520018.html

与野党を問わず、
やはり見えてる人には解るのだと思う。
 
箱根から向こうは人が住めなくなる一歩手前まで行っていたのだ。
多くの人の必死の努力で、ここまで来た。

最近ろくな男がいない、と嘆くより
男を見る目を磨いた方がいい…
なんて事を、塩野さんじゃなくて僕が言ったら
みんな非難轟々だろうなあ。
…とくにうちのカミさんが。

富士市議会議員 鈴木幸司