用語解説「液状化」 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。


土木工学用語では、地震の際に地下水位の高い砂地盤が、振動により液体状になる現象をいう。密実な砂質土で比較的地下水位の高い地形でおこりやすい。

添付した画像のように、砂質土が地面の振動によって液状化し、水中でピンポン玉が浮くように、比重の軽い地下構造物が地面から飛び出してしまう。
小千谷市でも、何ヶ所もの傾いた電柱や飛び出したマンホールを目撃しました。
一見無事に見えるマンホールもありましたが、それは下水管の破損でマンホール内部に泥が浸入することで地面と同じ比重になり、物理的に安定していました。
 
「〇〇沼」と呼ばれる地名の地域は埋立地が多く、地下水位も高い液状化の要注意地帯。
近年の研究では、旧河川跡や水田の跡なども液状化の発生しやすい地質であることが分かっています。

鈴木