公認申請決意文より抜粋 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 企業経営を経験したことのある方なら誰でも知っていることですが、組織というものは、その生存期間の過半を逆風の中で過ごすものです。一昨年の歴史的な政権交代から一年半。民主党は一気にその逆風の中に突入した感があります。
 このところの地方選挙での連敗はその一局面でもありますが、敗因は党中央にあるのではなく、民主党地方組織の脆弱さにあるのではないでしょうか。民主党の地方議員の総数は自民党の三分の一にも届きません。
 鳩山首相、菅首相と続き、政権交代の効果が一向に見えてこないと批判されていますが、実は民主党政権が頑張っている部分もたくさんあるんです。しかし地方組織の脆弱な現状、そうした部分を市民の皆さんにアナウンスしようにも中々浸透してはまいりません。
 民主党の代議士には立派な学歴や経歴をもつ優秀な人材が揃っています。その一方で市議会議員というのは地域住民と直接触れ合うことのできる、目や耳ともいうべき存在です。頭脳は優秀でも、目や耳が自民党の三分の一しかない・・・そうした頭でっかちな組織を変えていく必要があります。
 耐震偽装事件のおきる2年も前から、私は非営利法人建築Gメンの会という団体で欠陥住宅問題に取り組んできました。鳩山さんが言っていた「新しい公共」の萌芽は、こうした市民団体の中に確実に息づいています。
 この歩みを止めてはいけないと思うのです。地域主権の時代はもう目の前です。地域のことは地域から声を上げて行きたい。私はそう思います。

鈴木幸司