「朝まで生テレビ」
元旦スペシャル
twitterで問う!
日本を"萎縮"させたのは何か!
パネリスト
細野豪志(民主党・衆議院議員)
片山さつき(自民党・参議院議員)
辻元清美(無所属・衆議院議員)
東浩紀(批評家、作家)
池田信夫(経済学者)
猪子寿之(チームラボ代表取締役社長)
上杉隆(ジャーナリスト)
勝間和代(経済評論家)
加藤嘉一(コラムニスト、北京在住)
長谷川幸洋(東京新聞・中日新聞論説副主幹)
森永卓郎(獨協大学教授、経済アナリスト)
森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長)
湯浅誠(内閣府参与、反貧困ネットワーク事務局長)
録画してゆっくり見ました。細野は相変わらず討論に強く、安心してられます。
片山さんも持ち味出してました。民主党の政策に対し、いちいち「それは自民党時代に始めたことです」と強調するのは聞き苦しいなあ。他の出演者に「格差社会を作り上げたのは自民党でしょ」とたしなめられる始末。言ってることは正しいんだけどなあ、残念。
森永さんのとなりに座ったのは、宿敵「池田無双」。
「何年前のデータ使ってウソついてんの?!」と厳しい突っ込み。人の良さげな森永さんは防戦一方。
「ゴルフ場は今でも社用族でいっぱいです」なんて言い出して、大人しい上杉さんにまで「スポーツを貶めるようなことは言わないで下さい」と釘を刺される。
あれだ!かつての長谷川慶太郎さんみたいに来年は消えてるかもしれない。がんばれモリタク。
東さんは良く解んない。なんであんなにインターネットに「幻想」を抱けるんだろうか。まるで「パソコン通信」に感激したかつての俺たちのようだ(涙)
多分、マスメディアは駆逐されない。twitterといってもただの道具にすぎないのだから。社会は変革されない、ただ一歩前進するのみだ。まあ、その一歩が大事なんだけど。
その東さんを茶化す猪子さんが「いい味」出してました。形勢不利になると勝間さんが助け船を出す。「(勝間さん)言っちゃって、言っちゃって」と満面の笑み。うん、子供みたいでかわいかった。渡辺陽一の次はこのヒトのブームが来るかもしれない・・・いや、来ないか。
結局、視聴者の投票は圧倒的に
日本を萎縮させた犯人は「マスコミ」だと断罪したわけだけど、あれってテレビ的にどうなんだろう。
勝間さんは「リハで、『自動車はいらない。近場は自転車で十分』と言ったら、『スポンサー的にその発言は止めて下さい』とディレクターに言われた」と暴露しちゃった。
マスコミがスポンサーから自立する日は来るのだろうか?(いつか来るとは思う)
年間20万人が「ギャンブル依存症」で自己破産してるといわれるのに、日本ではパチンコを禁止できない。その1点だけでも日本は、4年前にパチンコを全面禁止した韓国に負けている。韓国では賭博に消耗されたお金が投資に向かった。だけど、マスコミはその事実を報道しようとしない。(大事なスポンサーだからね)
日本を萎縮させた犯人は「テレビ業界」。
それをナマで放送した「朝ナマ」は偉い。
まだ救いがあると感じた。
いつかテレビはネットと融合するのだろう。
鈴木こうじ