元簡易郵便局長を逮捕 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今日のアクセス数が跳ね上がったのは、この記事のせいだろうね。

業務上横領:貯金着服の疑い、元簡易郵便局長を逮捕 総額3億7000万円 
 富士署などは10日、富士市神谷にあった「須津(すど)簡易郵便局」(既に閉鎖)の元局長、後藤仁容疑者(64)=同市五貫島=を業務上横領の疑いで逮捕した。郵便局会社は後藤容疑者が顧客の貯金を着服したとして同署に告訴していた。県警は被害総額が約3億7000万円に上るとみて使途や手口を追及している。【竹地広憲、平塚雄太】
 逮捕容疑は、09年1月、定期貯金を預けていた沼津市の無職女性(62)やその親族に「利率の良い金融商品がある。預け替えをしたらどうか」などと勧誘。貯金の解約を持ちかけ、預かった通帳を使って現金計約1750万円を解約し、横領したとしている。
 同署によると、昨年6月、富士市の無職女性(当時75歳)から同市内にある別の郵便局に「須津簡易郵便局に預けた通帳が、戻ってこない」と相談があった。郵便局会社の調べで、後藤容疑者が不正に出金していることが分かったため業務委託を解き、今年10月、県警に刑事告訴していた。
 後藤容疑者は「外車の購入や生活費などに充てた」と供述しているという。
 ◇75人に被害補償--郵便局会社
 今回の事件を受け、郵便局会社東海支社は10日、記者会見を静岡市内で開いた。内部調査で後藤容疑者が02年以降、33世帯75人の貯金を着服していることが分かり、同社は被害額約3億7000万円を補償したという。
 武富靖直支社長は会見で「顧客の信頼を逆手に取っていた。解約の書類そのものが整っていたため、定期監査で不正を見抜けなかった」と謝罪した。25年前、後藤容疑者に業務を委託し「顧客の信頼は厚かった」という。
 県内では、浜松市中区の浜松領家郵便局の元局長、石川泰三被告(48)が顧客の貯金など計約8億円を横領したとして業務上横領罪に問われた公判が続いている。同社は一連の事件を受け、▽通帳の預かり期間を最長でも2週間に限る▽幹部局長が各局を訪問指導する--などの対策を講じたという。
(毎日新聞11/11)

この問題は2009年の12月10日に取り上げた。
http://ameblo.jp/gosyukai/entry-10407724133.html
逮捕までずいぶん時間がかかるものなんですね。
 特定郵便局長というのは地元の名士。「顧客の信頼は厚かった」というが、2代目3代目も同じように信用して良いものか、郵便局会社のガバナンスの問題でもある。
お年寄りの郵便貯金を食い物にする犯罪は許してはならない。

yan