ジオサーチという会社 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 今日のケンプラッツの記事を読んでいて思い出しました。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20100531/541463/
 一年前、当ブログで
「機会があれば道路保全技術センターのからくりを解説してみましょう」
と言ったまま忘れてました。
http://ameblo.jp/gosyukai/day-20090523.html
 
「事業仕分け第2段」によって問題の道路保全技術センターがヤリ玉にあがったというケンプラッツの記事から一部引用します。
 
 国交省は、発注方式を改めた08年度の業務に限って問題があったと説明。「業務を履行できると判断して発注した。結果的に能力がなかったが、その時点では分からなかった」と釈明した。これに対し、仕分け人側は質問を浴びせた。枝野幸男・行政刷新担当相は「なぜ08年度から、いいかげんになったのか」と切り込んだ。

 蓮舫参議院議員が「08年度からセンターは違うところに発注していないか」と畳み掛ける。07年度まで随意契約などで一手に受注し、民間企業に調査を委託してきたが、08年度はこの民間企業が受注で競争する関係になったため、委託先を変えたのかと追及した。センター側は、大筋で事実関係を認めた。


 空洞調査のパイオニアとして技術を確立し、07年度までは下請けをしてきたのが「ジオサーチ」という会社です。
 
 つまり、07年度までは仕事を「丸投げ」して、事業費の3割をふところに入れていたのが、自民党の河野太郎さんに追及されて、08年度からはこのジオサーチ社が「競争相手」になってしまった。やむなく自社で始めたら、しっちゃかめっちゃかになってしまい、ウソのデータを上げる事で利益だけは確保し続けた・・・という犯罪が行われていた、ということです。
 
 国交省は今後、道路保全技術センターに対し損害賠償を請求する方針を明らかにしました。