鳩山テイスト! | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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鳩山首相:「熱っぽい行動控えるべきだ」
 鳩山由紀夫首相は20日夜、民主党内で高まる検察批判について「党も捜査の行方を冷静に見守るべきだ。あまり熱っぽく行動することは控えて冷静にした方がいい。そう求めたい」と述べ、党代表として沈静化を図る考えを示した。
 民主党は「捜査情報の漏えい問題対策チーム」の設置を決めるなど、検察との対決姿勢を強めている。
 首相は「党と国会は小沢一郎幹事長に任せる」として党運営への具体的な言及を避けてきたが、世論の批判や内閣支持率の下落を受け、小沢氏との役割分担を超えて懸念を示した形だ。首相は記者団に「『(検察に)圧力を加える』と思われるようなことは避けた方がいいと思う」と指摘した。【毎日新聞 鈴木一也】

 民主党の一部に燻る「マスコミ批判」「検察批判」に苦言を呈した形。この他にも鳩山首相は、この時期に「取調べの可視化法案」を提出することにも反対を表明した。検察憎しで脊髄反射することを戒めたのだ。
 小沢幹事長と鳩山首相のどちらに権力があるのかと言う命題に、ここで一つの結論を見たということだろう。小沢幹事長に「どうぞ戦って下さい」とエールを贈ったことが話題になったが、政治家に強制捜査が入る場合、行政の長である鳩山首相は検察の上層部から事前に報告を受けているはずだ。つまり、鳩山さんは民主党と検察の両方にGOサインを出しているんだね。うーん、これが鳩山テイスト…orz
 
 私は、政治家は聖人君子であるべき…だなんて主張する幼児性は持ち合わせていない。その上で、小沢さんが潔白だなんてこれっぽっちも思っていない。小沢さんのやり方を裁く法律が無いと言ってきただけだ。
 斡旋収賄で捕まえようにも職務権限が無いし、昨年の西松事件でも裁判所は「天の声など無かった」と明確な判断を下している。検察が胆沢ダム問題で再び「天の声」を持ち出しても、そりゃ世間の耳目は集中するだろうが、違った判決が出る可能性は限りなく低い。何度も言ってきたことだが小沢システムは談合組織と持ちつ持たれつ、つまりヤクザの「みかじめ料」と同じシステムなのだ。
 つまり小沢事務所は実体の無い受注コンサルタントだと思えばいい。まあコンサルなんて商売もかなり胡散臭いものだが、小沢事務所は全方位からの献金を受け取り、特にどこの会社とか肩入れすることも無い。その方が献金はたくさん集まるからね。で、このシステムのどこに犯罪性があるんですか?「みかじめ料」だって、ヤクザに言わせれば「払う方が悪い」ということになる。
 
 ところが鳩山さんは、もしかして「小沢さんは潔白」だと本気で信じてるのかもしれない。だからどっちにもいい顔が出来るし、検察に対する指揮権も念頭にないのだろう。さもなきゃ、この方も相当な悪党、失礼、相当な政治家ですね。

yan