「唯一無二」の場ではない=次官会議廃止で-農水省
農水省の井出道雄事務次官は14日の記者会見で、民主党が政権交代に伴って事務次官会議の廃止を打ち出していることについて「(会議は)それなりの機能を果たしてきたが、内閣の一体性を確保する『唯一無二』の方策ということでもない」と述べ、廃止しても政府の政策決定作業に支障はないとの見解を示した。
井出次官は「新政権の方針に沿って適切に対応していく」と強調した。
(9月14日15時42分配信 時事通信)
急に民主党に擦り寄る姿勢を見せ始めた井出事務次官。民主党批判の真意をご説明に伺いたいと言い出し、「何を今さら・・・」と呆れられている。
事故米問題で辞任した前事務次官は、新政権発足前に「駆け込み天下り」を果たした。しかし、農水省にいるのは、こういう「はしたない人たち」ばかりではない。
8月28日付当ブログで「農水省“若手”自ら農政事務所廃止を提言」というニュースを取り上げた。
http://ameblo.jp/gosyukai/day-20090828.html
農水省には、こうしてきちんと事故米の責任をとるべきだと考える若手官僚もいる。決して根っこまで腐っているわけではないのだ。
官僚の協力無しに、民主党も政権運営を進める事はできまい。ドラスティックに変革を遂げようとせず、まずは「安全運転」。そうして自民党の「賊議員」を干し上げていくのが肝要だ。
自民党も何故あんな「おじいちゃん議員」たちが勝ち残ってしまったのだろうか。ホントがっかりです。新政権の組閣より、自民党の新総裁が誰に決まるかが気になる。
yan