麻生さんが決断しました。
東京都議選の結果を見ても、
自民党は公明党の援助無しには
選挙を戦えないことは明らかですので、
公明党の希望する「８月３０日」は動きません。
早川忠孝衆議院議員の一念発起・日々新たなり
というブログでのやり取りを紹介します。
（この方は自民党の代議士さんなのですが
読者のコメントに対して、丁寧な返事をくれます）
10 ■結局
何も起きませんでしたね。
＞週明けにでも内閣改造、党の人事の大胆な見直しを発表しなければ、ずるずると自民党は分解・融解への道を辿るだろう
仰るとおりになりつつあります。
今日の日曜討論で「麻生降ろしを口にするような自民党の一部若手議員を支援しない」と公明党が表明しました。
もう、時間切れですか？
衆会ブログ 2009-06-28 18:16:20
11 ■無題
何事も遅すぎることはありません。
その時々に必要な行動が変わるだけだと私は思っております。
しかし、麻生降ろしを進める一部議員の支援はしない、という発言は重要です。
これが離党や新党への引き金になるかも知れない。
かなり緊張状態が高まってきているのは間違いなさそうです。
早川忠孝 2009-06-28 20:49:30
12 ■Re:無題
レスありがとうございます。
早川さまに伺います。
「支援しない」という恫喝を受けて党を飛び出すというのでは「バンザイ突撃」になってしまいませんか？
それで二大政党の一角である民主党の候補と闘えますか？
その上、離党すれば「刺客」を立てられますよ。
（前回の参院選で大敗した自民党には「刺客」候補が大勢いて、みな自分の出番を待っています）
一度「かみぽこ政治学」をお読みいただければと思い、Ｄｒ.上久保の言を引用します。
＞結局、小選挙区制下での
「二大政党で戦えない選挙の恐怖」
を、克服することができる候補者がほとんどいないので、新党結成は無理なのである。
そして、これが「世代間闘争」において、若手・中堅が執行部を抑えるベテランに対して行動を起こせない、最大の原因となっている。
これまで、マスコミが興味半分で煽ってきた、平沼赳夫さんや渡辺よっすぃーの新党結成が、あきれるほどしぼんでしまったのは、彼らの政治力や人望の問題ではなくて、小選挙区制という制度がもたらす力学によって起こっていることだということだ。
だから、私は「政界再編」という言葉には実態がないと言うのである。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200906140002/
豪衆会ブログ 2009-06-29 19:15:25
13 ■無題
既成政党の支持基盤がかなり揺らいでおります。
もう応援しないぞ、などと追い詰めていけば、窮鼠猫を食む、という事態が起きることは十分ありえます。
有権者が本当の第三極を求めている、ということになれば、小さな穴でも雪崩が起きる。
私は、そう見ております。
早川忠孝 2009-06-29 19:54:54
14 ■Re:無題
＞早川忠孝さん
なるほど、外から見ている私たちと、現場にいるかたの視点の違いですね。政治は人間がやっているもの、半歩先を読もうとすれば合理的な思考方法だけでは捉えられない現象も起こりうる。。。
「窮鼠猫をかむ」という表現は、中川さんの言う「集団自殺」よりもずっと品がいいと思います（笑）
私は、自民党の政策新人類と呼ばれる方々には一定の評価をすべきだと思っています。
しかし、おしなべてこうした方々は選挙に弱い。
今回の騒動も山本一太さんや早川さんのような選挙に強い方が「麻生で解散」を主張し、選挙に弱い、いわゆる小泉チルドレンたちが「麻生降ろし」を願っているのは特徴的です。
タレント知事を担いで「自民党は変わった！」と主張したいのは判りますが、それは単なる目くらましです。
横須賀市長選挙の結果を見て思ったのですが、
有権者が本当の第三極を求めているのだとすれば、
民主党の「政権交代」に対抗して掲げるべき新しい旗は「世代交代」ではないでしょうか。
鳩山邦夫さんが「正義」という抽象的な言葉を非常にうまく使ったように、「世代交代」という言葉は沈み行く自民党の救命ボートになりうると思いますがいかがでしょうか。
豪衆会ブログ 2009-06-30 06:56:54
小選挙区制度という補助線を引けば
「政界再編」などという言葉など、
幻想にすぎないことが解ります。
しかし、追い詰められて、
合理的な思考方法を放棄してしまう方も存在します。
自民党総裁に逆らえば次の選挙で公認されず、
小選挙区に刺客を立てられます。
それでも飛び出す方がいるとしたら、
民主党の「政権交代」というスローガン
に対抗できる旗印は
「世代交代」しかないだろうと思います。
yan