平太新知事に当選証書 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。

7月8日11時0分配信 毎日新聞

 「県政という道場を預かることになった。県庁のすべての人に力を発揮してもらい日本一の道場にしたい」
 7日午前の県庁。川勝平太氏(60)に、知事選の当選証書が手渡された。式典前には、目を閉じて緊張した雰囲気を漂わせたが、証書を手にすると一転。「道場」にたとえる独特の言い回しで、記者団に今後の県政運営を熱く語った。


 4年前の郵政選挙での大敗を正しく総括し、地方組織の足腰を強くする為に「相乗り禁止」を打ち出した小沢さんの慧眼には頭が下がります。
 民主党の静岡県連は確実に地力を付けてきました。しかも海野徹という「鬼っ子」のおかげで、連合と反目する政策を掲げながらも、連合と腹を割って話しながら支援を受けられる、そんな議員たちに成長しつつあります。
 「俺たちにもやれば出来るんだ」
 選挙事務所の裏で涙を流す若い県議をみていたら、小沢一郎の「次の総選挙では8区のうち6つ獲れ」という厳命も、あながち不可能ではないように思えてきました。
  
 平太さんは選挙期間中「平太ガンバレ!平太ガンバレ!」と自らを鼓舞するケッタイなおっさんでした。この人が保守論壇の重鎮だとはとても見えませんが、勝利インタビューでの「試合が終わればノーサイド」というセリフは中々言えるものではありません。

 

 自民党静岡県連の中には今回の結果を「中央政局のとばっちり」だと位置づけようとする動きもありますが、一連の敗北を「風」のせいだなどと片付けようとすれば、次も必ず負けます。

 

テレビウォッチ◆ スーパーモーニング
「討論は鳩山勝利」へ反論した 平沢勝栄が気の毒に見えた訳(6/18)から引用します。

 

 きのう(6月17日)行われた党首討論の評価は各局ニュースワイドの必須アイテム。「スパモニ」は、平沢勝栄(自民)、細野豪志(民主)両衆院議員をスタジオに招いた。結論からいえば細野圧勝。最近の両党の勢いそのまま、攻めまくる民主に守り一辺倒の自民という感じだった。

『ムダ』について細野が、財務省から出させた資料を計算し直して削減でき得る額をはじき出したと述べたのに対し、平沢は「いま精査している」と繰り返すのみ。自民側の立ち遅れを印象づけた。

進行役の小木逸平が、「きのう傑作だったのは」と『アニメの殿堂』に関する論争を持ち出し、「安倍内閣のときにスタートしたと(麻生首相が)言うなら、何で緊急の補正予算でやるのか、と(鳩山代表が)切り返したのは見事」と指摘。すると、鳥越俊太郎も「ディベートはアドリブ(が見どころ)だけど、面白かった」と、鳩山代表の機転に軍配を挙げる。平沢も「麻生さんも、具体的にこういうムダがあるから、これは私のリーダーシップでなくしますと言ってほしかった」と、不満をもらす始末。

最後に、三反園訓(テレ朝コメンテーター)が「麻生さんも原稿を見ないで討論をやった方がいい」とアドバイスすると、すっかり元気をなくした平沢は「おっしゃるとおり」とうなずくばかり。それでも、「私たちが責任をもって選んだ麻生さんで総選挙を頑張るしかない」と語る平沢が、気の毒に見えた・・・(引用終わり)

 

 6月17日の党首討論での勝利がターニングポイントでした。

 今後、自民党は「うそも一万回言えばホントになる」とばかりにネガティブキャンペーンを仕掛けてくるでしょうが、鳩山代表は自らが信じる道を行けばいいと思います。

 中越沖地震の時、ポンと私財を投げ出して、避難所の設営などの資金を出していたことを、知っている人は知っています。善い事をしても黙ってるような方です。宇宙人に金銭感覚を説いても始まりません。

 宮台真司さんが「金持ちが私財を投じて作ったような政党を、庶民が信用できるかどうか」だと仰っていました。

 生まれがどうであったかよりも、国民を生活を守ってくれる政党がどこなのか、それを有権者が判断すれば良い事だと思いますが、どうでしょうか。

  

 静岡県知事選挙の結果を受けて、解散総選挙は遠のいたかもしれませんが、民主党の全国に張り巡らされたネットワーク、そして地方組織は確実に強くなりました。
 静岡で芽吹いた草の根民主主義が「地方でも政権交代」というスローガンを掲げ、やっと小さな実をつけようとしています。その意味で、この勝利は本当に大きいとあらためて思います。

 

yan