河野太郎さん、国営マンガ喫茶にNO! | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「国営マンガ喫茶」に、自民党PTが「不要」を宣告

 「国営マンガ喫茶」には自民党も「ノー」? 各省庁の無駄遣いを点検する自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム(PT)」が8日、文部科学省所管の独立行政法人などを対象にヒアリングを行い、平成21年度補正予算で117億円が計上された「国立メディア芸術総合センター」(仮称)について、「不要」との判断を下した。

 マンガやアニメ、ゲームを収集展示する同センターの構想をめぐっては、民主党の鳩山由紀夫代表が「巨大な国営マンガ喫茶」と呼んで批判。麻生太郎首相は「メディア芸術の国際的な拠点が必要」と訴えてきたが、身内から不要論を突きつけられた格好になる。

 ヒアリングでは、文化庁の事業説明に対して「運営コストを含めた見積もりがいい加減だ」などと批判が続出。河野太郎PT主査は「このマンガ喫茶は予算執行を停止すべきだ」と、鳩山代表と同じ表現を使って不要を宣告した。

(6月8日17時2分配信 産経新聞)


 河野さんといえば自民党の「無駄遣い撲滅チーム」のリーダー。自民党内の「心ある人たち」にとっても、今度の補正予算は酷いと見えている。これはロシア訪問中の小泉元首相が今回の補正予算を批判したことと無関係の動きではない。自民党内からも異論が噴出しつつあるのだ。

 先の衆議院の予算委員会で細野は「ペーパー1枚で慌てて予算をでっち上げた」と批判したが、今回の「無駄遣い撲滅チーム」の批判は、細野の指摘が正しかった事を証明した。

 また、鳩山総務大臣の一連の騒動は明らかに「閣内不一致」であり、すでに麻生首相は閣僚をコントロールできていない事を内外に示している。

 厚生労働省の分割を言いだすのもかまわない。しかし、これを安易に撤回してしまった時、一斉に「指導力が低下しているんじゃないか?」という声が上がった。今回の「国営マンガ喫茶」も同様だ、撤回してしまえば内閣がもたない。

 「私が決断する」

解散時期について常にそう言ってきた麻生首相だが、本当に解散権を行使することが出来るのだろうか。いささか疑問に思う。

 

 yan