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 といっても麻生さんではなく「河野太郎ちゃん」!

http://www.taro.org/blog/

ごまめの歯ぎしり 」を紹介します。


 選挙に強い政治家は、普段から言いたい事が言えるのだという良い例。自民党にも官僚の操り人形にはならない政治家がいる。自民党の若手の中には、一度政権を民主党に渡して、無能な年寄り連中を一掃して欲しい・・・次の総選挙は在庫一掃セールだ・・・という気分が充満している。

 最近では無駄遣い撲滅プロジェクト河野チームが独法・公益法人の無駄遣いを暴くシリーズが秀逸。

 

官庁の組織ぐるみの不正
Posted by 河野 太郎 on 2009/5/7 木曜日

連休も終わり、無駄遣い撲滅プロジェクトの河野チームも公益法人のチェックを始める。
連休中もデータを読んでくれていた専門家からのブリーフィングを受けて、とんでもないことが判明した。
役所ぐるみ、組織ぐるみの不正、ほとんど詐欺と呼んでもよいような問題があった。

 

 何の事だろうと続きを待っていると、国土交通省が耐震偽装以来の隠蔽工作をしている事が判明。

 

早朝の銀座で空洞化探査
Posted by 河野 太郎 on 2009/5/11 月曜日

 
まず、(天下り団体)道路保全技術センターが行った「平成20年度路面下空洞探査分析」の報告書を入手して読む。
報告書によれば、スコープ調査の時期が、12月から2月と、3月の二回に分かれている。
スコープ調査をして空洞が判明すれば、補修を直ちに行わなければならず、スコープ調査の期間が東京国道、大宮国道、相武国道いずれも六週間程度、間が空いているのはおかしいとの指摘が国道事務所の関係者からよせられる。
しかも年度末の工事抑制期間にスコープ調査をやっているのは奇怪だ。
さらに不思議なのは、12月から2月までの調査より3月の調査の方が空洞が多く見つかっている。
2月末に国道事務所から今回発見された空洞の数が異常に少ないとの内部告発があり、国土交通省に指摘をしてきた。
だから3月に急遽、空洞件数を増やした、いや水増ししたと考えられる。
なぜなら、都心部で、平成十八年の調査では、車道で空洞が68か所発見され、そのうち58か所が補修されている。それに対して、今回は空洞が42か所見つかったことになっているのに補修したのは3か所しかない。
(ちなみに平成十六年の調査では、78か所の空洞が見つかっている。ゲリラ豪雨の影響で、今回の都心部の空洞はそれよりむしろ増えているはずだ)。
なぜ42か所の空洞のうち、3か所しか補修されていないのか。
答えはほぼわかっている。
42か所の空洞というのは、大半がでっち上げだからである。

 

 以前細野が、国から受注した仕事を民間に丸投げしていると、国会で指摘した道路保全技術センターのことだ。相変わらずデタラメを繰り返しているらしい。

 

(天)道路保全技術センターに、空洞探査の技術はない。そして、調査しても空洞が発見されなかった。国道事務所の現場は、このまま空洞が見逃され、陥没事故が起きれば責任問題になる。だから、空洞が見つかっていないとの内部告発が出た。それを国土交通省に指摘したとたんに、国土交通省と(天)道路保全技術センターが共謀し、空洞を増やした。
存在しない空洞を補修することはできないから、空洞数に比べ、補修数が異常に少ない。
なぜでっち上げだと言えるかというと、素人の僕でもわかるレベルのでっち上げだからだ。
例えば大宮国道の発注した報告書を見ていくと、空洞だというスコープ写真が出てくる。空洞の発見場所は、そのページの地図上にマークされている。
ある空洞は、なんと川にかかった橋の上にマークされている!!
そりゃでかい空洞だぜ。 

  

道路保全技術センターからの反論も読んでおこう。

http://www.hozen.or.jp/center/business/romenkakuudouikentaiou.html

 「当該信号が確認された箇所を空洞として抽出しませんでした」とある。つまり、昨年度と同じ探査機器を使用し、同様のデータを得ていたにもかかわらず、空洞だと読み取る能力が無かったと正直に告白している。

 でも、数々のこの言い訳、なんか「他人事」なんだよね。

 そう、まさしく「他人事」・・・下請けに丸投げだからだ。

 

 国土交通省からの大量の天下りを引き受ける見返りに、毎年毎年、受注してきたのに、なぜ今年になってこんなレベルの低い下請けを使うハメになったのか、判りますか?このカラクリ、機会があれば解説してみましょう。

 ヒントは、丸投げ批判を受けて導入した新しい契約方法、にあるはずです。

 

yan