一転して榛葉擁立を断念 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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民主県連、榛葉氏擁立を断念 知事選、小沢氏が難色
05/19 08:20
 次期県知事選で民主党県連は18日、会長の榛葉賀津也参院議員(静岡選挙区)の擁立を断念した。党県連会長代行の藤本祐司参院議員(静岡選挙区)と、細野豪志衆院議員(5区)が同日、都内で小沢一郎党代表代行と会談。小沢氏は榛葉氏の出馬に難色を示した。
 細野氏から電話で報告を受けた榛葉氏は同日、国会内で静岡新聞社の取材に対し「これまで党の意向に従うと言ってきた。出馬はない」と明言した。これにより、知事選に向けた民主党県連の擁立作業は事実上、振り出しに戻ることになった。
 県連側は小沢氏との会談で、これまでの擁立作業の経緯や知事選の構図について説明し、榛葉氏を擁立したい考えを打診。小沢氏は「参院の状況、国会の状況を考えると出すわけにはいかない」と述べ、反対の考えを示したという。
 背景には、民主党単独の議席数は参院で過半数に至っておらず、衆院選に向けた「野党共闘」も考慮すると「1議席も失うことは禁物。極力避けなければいけない」(鳩山由紀夫代表)との意向が働いたとみられる。
 藤本、細野両氏によると、輿石東参院議員会長ら党参院幹部も榛葉氏の出馬に関し、「参院外交防衛委員長を務めており、一議席以上の重みがある」などと否定的な見解を示していた。
 今後の擁立作業について、藤本氏は「時間がないのでゆっくりはしていられない。榛葉会長を中心に調整したい」と述べた。県連の岡本護幹事長は「不戦敗はないという原則に変更はない。候補者については、(県議会平成21などとの)四者会議で責任を持って結論を出す」と述べた。

(静岡新聞)




 民主党静岡県連は榛葉賀津也参院議員の静岡県知事選挙への擁立を断念した。

 「不戦敗はない」という方針は変えないようだが、既に断られた経済学者さんや大学の学長さんが、今になって首を縦に振るとは思えない。いや、その方々が悪いと言うつもりはない。しかし「全県的な支援が得られれば・・・」と逡巡する方たちを「自民党との対立候補」として担ぎ出そうというのには無理がある。石川県政の多選を許してきたのは「波風を立てたくない」という静岡の政治風土そのものの問題なのではないのか・・・。

 小沢前代表は民主党の地方組織の足腰を鍛える為に「自民党との相乗り禁止」を打ち出してきた。その意向に逆らって、自民党との相乗りを模索してきた執行部の責任は大きい。

 県連は「平成21」「民主党・無所属クラブ」「連合静岡」との四者協議をいったん解消するようだが、こうなった以上民主党の県議会議員の誰かが、職を賭して立候補を表明するべきだと思う。

 それが政治家の仕事だ。

 

yan