21年度予算成立へ | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 明日、予算委員会で麻生総理に質問します。衆議院の予算委員会も金曜日で締めですので、麻生総理に質問する最後の機会となりそうです。テーマは三つ。最初は、日米首脳会談で議論された景気対策、内需拡大策について。補正予算の必要性も含め、総理に迫りたいと思います。第二に、地方自治体のサポートをしている(財)自治体国際化協会について。天下り公益法人三点セットは、会費、埋蔵金、そして先日、指摘した資格・試験です。この天下り法人については、天下りに対する高給と埋蔵金があるのに、地方自治体から高額の上納金を集めています。表の天下りルートである官民人材交流センターからも、あっせんが続く可能性が高いことを指摘します。第三に「解散」と「憲政の常道」について。最後のテーマでは、気合で負けないよう、行きたいと思っています。10:45から11:25分までの40分間一本勝負です(NHKでも中継します)。細野豪志 2/25


 しまった!見逃しちまった(汗)

 

 公益法人に投下される税金は年間12兆円といわれ、私たちの支払う税金のうち、大人も子供も日本人一人当たり年間10万円ずつが天下り団体の懐を経由してから公益事業に回されている。

 こういった(財)自治体国際化協会のような天下り団体の懐に「埋蔵金」が貯めこまれている可能性は高い。常勤理事5名のうち4名が天下りというのは何だろう?公益法人の理事は監督官庁からの天下りは「1/3以下」という規制があったはずだが、これには抜け道がある。理事には無給の非常勤理事も含まれるのだ。民主党はこの「1/3規制」から非常勤を除くように主張しているが、高級官僚と癒着した麻生政権は民主党の主張に耳を貸そうとしない。それどころかこの規制すら政令で廃止しようという動きもある。国民はバカにされているのだ。

 

 ここで毎日新聞の記事を読んでいただきたい。


<麻生首相>総務相時代、7人に「能力買って天下らせた」
2月26日21時22分配信 毎日新聞
 麻生太郎首相は26日の衆院予算委員会で、自身の総務相在任中に7人の総務官僚やOBが総務省所管の財団法人の理事長への天下りや「渡り」をしたとの指摘を受け、「しかるべき能力があると思って天下らせたと理解している」と述べた。ただ、7人の天下り先の歴代理事長には、いずれも総務省出身者が5代以上連続して就任している。首相は「渡り」を年内に禁止する方針を表明しているが、質問した細野豪志氏(民主)は「これだけ悪らつな渡りを見過ごした」と批判した。

 首相は「当時(03~05年)は早期勧奨退職をやっており、その人たちの行き先を考えねばならなかった」などと釈明した。【野口武則】

 

 麻生首相は「官僚は使いこなすものだ」と言いながら、その実、官僚たちにいいように使いこなされてきたことが判る。この「天下らせた」という言い回しに注目したい。天下りは「自民党ぐるみ」で行われ続け、国民の税金をちょろまかし、埋蔵金として秘匿している連中がいて、麻生首相は総務大臣の時代から暗黙のうちにそれを認めてきたのだ。

 前政権が存在すら認めなかった「埋蔵金」を第2次補正予算の財源として使用するつもりなのは評価してよい。しかし、いったん国民に返されたこうした「埋蔵金」を、数年後「消費税増税」によって帳消しにするつもりなのが見てとれる。そればかりではない。支持率が一向に上がらない中、21年度本予算が通過したら直ちに「追加の経済対策を講じる」可能性を示唆している。

 「埋蔵金」がまだまだ残っていることを麻生さんは知っているのだ。民主党に政権が渡る前にこれを使い切ってしまおうという戦略なのだろうか。いったいこの人は、頭がいいのか悪いのか・・・さっぱり判らない。


yan


PS.

先週、豪志から電話があって、建築関係の資格について聞かれた。「各種資格と公益法人の関係」については一昨年当ブログでも触れている。

http://ameblo.jp/gosyukai/day-20070418.html

(国家ぐるみの資格商法)

 この問題について細野豪志は、中継の入らない2月24日の一般質問で追求している。

 「衆議院インターネッット審議中継」http://www.shugiintv.go.jp/jp/

もしくは

細野豪志ホームページhttp://www.goshi.org/

■国会質問の2月24日予算委員会〈動画〉から視聴できます。