政界再編?(苦笑) | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。

2008年04月23日 19時30分 発行
今日は、偶然にも超党派の活動が3つ重なりました。朝一は、河野太郎議員、馬淵澄夫議員などとやってきた国会改革の勉強会。続いて、「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」。有事法制、国民保護法制、海洋基本法などを与野党で協力して制定することにつながった実績のある議連なのですが、ここしばらく休眠状態が続いていました。午後には、「せんたく」の国会改革の分科会の初会合が開かれました。こうやって書き連ねると、「政界再編か?」とすぐ騒がれてしまうのですが、私自身は、むしろ逆だと思っています。国会がねじれているからこそ、どういった分野で、どうやって建設的な議論が出来るかを考えることには大きな意味があります。細野豪志 4/23



自民党の矢野前参院国対委員長が

「参院民主党から離党者がでる」という話をされたようです。

  


矢野哲郎さんというと、 

モーニング着て記者会見まで用意して、

結局、お声が掛からず、

「何故自分が入閣できないのか」と

30分間に渡り、安倍首相に電話で抗議した方ですね(笑)

 

民主党の大江康弘さんあたりを

念頭に置いた発言だと思いますが、

そもそも比例代表で当選した議員が党を離れて活動する

ということには、

憲法上の疑義があることに気が付いているのでしょうか?

  

こうしたなんちゃって議員が何を言おうと勝手ですが、

依然として「おらが村のセンセイ」意識のまま

昔の尺度で政界再編を語る人ってのは、

よほど民度が低いのだろうなと思わざるを得ません(苦笑)

  

太田和美ちゃんのほうがよほど勉強しているし、

根性が座ってます(本当)

    

機会があれば解説を試みたいと思っているのですが、

小選挙区制度の下では、国会議員は

「有権者の期待の少し右(もしくは少し左)」

の政策を実現させるよう務めざるを得ないのです。

  

民主党は保守的傾向を強め、そして少しづつ

自民党はリベラル化していくでしょう。 

 

保革伯仲の現在の方が日本の安全保障政策は

前に進んでいることに気が付いてますか?

  

民主党が強くなればなるほど

民主党内で憲法改正の議論は進みますし、

選挙に負けた自民党内では、

消費税増税と高福祉化の議論が自由になります。

 

超党派の議連が増えるのは、

そういう背景があるからなのに、

マスコミは何かというと

「政界再編」に結び付けようとします。

それは大きな間違い、もしくは

そうあって欲しいと考える人たちの情報

に頼っているからですよ。

 

政局はそんなに単純なものではないでしょうが、

「現在の選挙制度」という補助線を一本引けば、

幾何学の問題のようにスラスラと解ける、

少なくとも、今後の様子が見えてくるものです。


予告しておきますが、 

民主党にとって、明るい未来ばかりではありません。

しかし、

国政調査権」を民主党に握られている自民党には

もっと辛い未来が待っています。

今までのシブトイ自民党とは違って、

小さなスキャンダル一つで、今の自公政権は崩壊します。

政界再編はそのあと、

自民党の救世主が現れてからの話じゃないでしょうか。 

 

yan