「最近の民主党は反対ばかり」「福田政権に問題があるのは分かるが、民主党の考え方が分からない」「日銀の人事で対案を出さなかったのはなぜか」果ては、「党首討論を見ていると、福田さんが可哀想だった・・・」すべて補選が行われる山口2区で私が耳にした声です。一国の総理が、国会で自分のことを「可哀想」というのは、私は日本人として情けないと思うのですが・・・。そうした問いかけに説明を試みるも、皆さんの表情はさえません。表情が一変するのは、「ところで、選挙の告示日に後期高齢者医療制度の保険料の徴収が始まりますが・・・」と話しかけた時です。補選の争点は、「消えた年金・医療・ガソリン」の3点セットです。民主党が前向きの提案ができれば、結果はついてきます。そのためにも、少なくとももう一度、山口には入りたいと思っています。細野豪志 4/13
最近、地元で見ないと思っていたら、
山口2区に応援に行っていたんですね。
対立候補はというとあの耐震偽装事件の当事者、
当時の国土交通省住宅局長じゃないですか。
父親が県議会議員というから、
こりゃ官僚と政治の癒着構造そのもの。
それでも保守王国山口で、
「官僚から政界への天下り候補」が勝つのだとしたら、
お先真っ暗。
自民党と言う政治風土がどれだけ強いか判るというもの。
相手が強ければ強いほど、
「草の根民主運動」の根も広がっていく。
それくらい「官僚による国家支配」に対する不信は深い。
小沢さんと福田さんの討論を見ていて、
首相の人の良さは判った。でも政治は
権謀術数の世界、相手を追い詰める為なら何でもやる、
そういう小沢さんのスゴミのほうが勝っていた。
日銀総裁問題でも今回、
福田さんが「白川副総裁昇格案」ではなく
黒田や渡辺というカードを切ってきたら、
民主党内だって混乱しただろう。
正面きってぶつかってくればヨコヅナ自民党は恐ろしい。
それが出来ないのだから民主党は安泰だ。
国民は「官僚による国家統制」に不信を抱きながらも
「でもうちの地元に利益があるのなら」と見守っている。
「巨人・大鵬・自民党」それが国民の半数だ。
野球人気は、東京や大阪の球団が
地方へフランチャイズを移しはじめてから、
長期低迷から脱しつつあるように思う。
民主政治も地方から変えていくのがいいだろう。
yan