「巌のごとく」更新情報 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「倒幕か公武合体か」


ガソリン
 4月がやってきました。昨日は、地元の様子が知りたくて帰ったところ、ガソリンの店頭価格を130円前後まで下げているスタンドが目につきました。午前中はガソリン渋滞も見られたようですが、私が地元に帰った夕方はおおむね落ち着いていました。客で賑わうスタンドを横目に、値段を掲示していない(おそらく値下げしていない)スタンドが閑散としていたのは気になりましたが・・・。

 民主党は、
1.ガソリン税の一般財源化
2.暫定税率の撤廃
で妥協をせずに突っ走ってきました。

 与党は当初、「道路特定財源維持、暫定税率継続」の方針でしたが、福田総理は、本気度はさておき、民主党の主張を一部飲み込んで、来年度、道路特定財源を一般財源化する妥協を余儀なくされました。ガソリンを巡るチキンレースには、民主党の完全勝利に終わりました。

 チキンレースには勝ちましたが、民主党には冷ややかな目が注がれています。「何でもノーの民主党」というイメージは、国民の間でかなり浸透しているようです。新聞各紙でも地元でも、話し合いに応じるべきとの声があちこちから聞こえてきます。

 率直に言って、今の民主党の姿は私のイメージとは異なります。我々にも迷いはあります。しかし、ここは踏ん張りどころではないかと私は考えています。

・・・続きはhttp://blog.goo.ne.jp/mhrgh2005/e/8732091c0a985ef5b7564d805d721cf8




 福田首相が党内の「抵抗勢力」を意識しながらも、あそこまで踏み込んだ発言ができたのも、民主党の「頑固さ」のお陰。これで自民党内の改革派が息を吹き返す。あの小泉首相でさえ手を出せなかった「道路利権」にメスを入れられるかもしれない。もしかしたら小泉と小沢は地下水脈でつながっているのか?いやあ、そんなわけはないわな(笑)。ここはどんなに民主党の支持率が下がろうと、あと少し踏ん張ってもらいたい。

 小選挙区制度というのはもともと、政界再編が起こりにくい。比例代表で復活当選したB級議員より、小選挙区で勝ち上がってきた議員の方が格段に発言力があるからだ。各党の主流となるのはこうした議員で、冷や飯を食わされて党を割ろうとふらつくのはB級議員のほう。しかし、党を割ろうにも次の選挙では「ただの人」になってしまうかもしれない。あと一押しが必要だ。

 民主党が「6年間のアドバンテージ」を持っている以上、政界再編は自民党・公明党の側からしか起こらない。自公政権はこのまま立ち往生。その時、選挙の看板になりそうな「第三極」が立ち上がれば、B級議員たちはたちまち色目を使い出す。解散があるとすればそのタイミングだろう。

 

yan