衆議院の予算委員会が終わりました。特に、一貫して疑惑と闘ってきた長妻さんの頑張りには頭が下がります。「消えた年金」は、まぐれ当たりではなく、努力の積み重ねの結果です。疑惑をやるには、能力はもちろんですが、勇気と根性が要ります。官僚にも与党議員にも嫌われますし、自らも痛くもない腹を探られることも、ままあります。私の場合、疑惑追及ばかりしていると、自分が国益を考えられなくなるのではないかという「虞」を感じたこともありました。久々に予算委員となり、国益を考えるがゆえに、疑惑追及に挑んできた長妻さんの姿に心を打たれました。今回は、私も久々に疑惑に挑んでみたいと思っています。細野豪志 10/12
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自民党の細田元官房長官の質問は酷かった。
「国の借金累積はとうとう773兆円。
返そうと思ったら100年かかる。
そんなもの返そうと思うな。
増えなければいい、もう行革は終わった」
とうとう、自民党議員の中から
「国民の生活が第一」だと言い出すものが現れたのだ。
小泉さんは郵政民営化による財政投融資改革を
「行政改革の入り口の部分」と位置づけ、
地方予算を絞る「三位一体」の改革は
財政構造改革の第一歩であり、
国民に「痛みがともなう」ことだと呼びかけた。
この入り口の改革はロケットの第一段部分で、
痛みに耐えれば、
第二段部分の「小さな政府」が実現すると訴えた。
行革はもうたくさんだ、と主張する人が現れたが、
福田首相は党内の締め付けをするんだろうか?
国民に痛みのともなう「財政構造改革」だけを押し付け、
役人や政治家にとって痛手の「行政改革」をやらない
と言うのはあまりに不見識。
これはつまり、自民党からの小泉改革の全否定だ。
サヨナラ小泉さん。
あなたがぶっ壊した自民党は蘇りました。
でも、郵政民営化の結果が出るまで、
もうちょっと頑張っても良かったんじゃない?
yan