与党の怠慢 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 開店休業が続く臨時国会。民主党に立ち止まっている時間はありません。
 今朝も8:00から、外交安保部会、肝炎対策PT、税金無駄遣い一掃本部(仮称)、政調役員会など、自民党不在の中、民主党内の政策会合をはしごしました。
 エレベーターで、何人かの自民党議員と一緒になりました。お一人だけ「申し訳ないですねー」と話しかけてきた方がいましたが、他の方は、総裁選挙で頭がいっぱいのご様子。多くの自民党議員には、「自民党あっての国会」という意識がこびりついているようです。
 思い起こせば、一年半前。民主党も通常国会中に代表の交代を経験しました。代表を支える立場であった私の中には、「国会中にこんなことになって申し訳ない」という思いばかりが募っていました。出来るだけ短い期間で新たな代表を選ばなければ、という思いは民主党内のすべての議員の共通のものでした。もちろん、代表が交替するまでの期間も、我々は国会に出ていました。
 与党と野党は違うという意見もあると思います。ただ、与党であれ野党であれ、国会議員という立場には変わりはありません。少なくとも、厚生労働大臣は、消えた年金問題の途中経過の報告はできるはずですし、我々としても聞きたいことは山ほどあります。
 もう一つ、忘れてはならないのは、国会の本分は議員立法であるということです。我々は年金保険料流用禁止法案等をすでに国会に提出しています。答弁に立つのは我々民主党議員ですので、大臣不在は関係ありません。
 民主党の国対幹部は、自民党に対して審議復帰を求めていますが、それに応じる兆しはないようです。

 国会不在、いや国民不在もここに極まれりです。おごれる自民、久しからず!

9/19 細野豪志


 前回書いたように、「与党の横暴VS野党の怠慢」この対比、これが55年体制の国会運営でした。

 橋本首相などは、世論が「野党は怠慢だ」と変わるのを待って、難局を乗り切ったものでしたが、安倍首相の手口はまさしく「自爆テロ」。自民党内は現在も安倍ペースで進んでいますが、小沢民主党にはキズひとつ付けられない様子です。

 今は麻生さん1人が悪者扱いですが、「実は首相の辞意を中川さんも知っていた」「森さんも知っていた」という事にでもなれば、町村派は大混乱に陥るでしょう。

 町村派から4代続いて首相が誕生するという事態は、行政府を私する行いだと思います。立法府にきちんと監視して頂きたいものです。

                  by yan